彼女の長いセリフ5題
おなまえへんかん
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なかなか来ないので、もう帰ろうかと思ってたところです
今日はコナンくんと哀ちゃんと私で米花町のとあるショッピングモールでやっている「シャーロック・ホームズの挑戦状」というイベントをしに来ていた。「挑戦状」とあるように謎を解いて制限時間内にクリアするとシャーロック・ホームズのグッズがもらえるらしい。無論行きたいと言ったのはコナン少年なのだがその人物は今、運が悪いことにショッピングモール内で殺人事件が起きてしまい、その現場検証に付き合っている。一目散に走っていったコナンくんを横目に見ながら、私は哀ちゃんと椅子に座って待っていた。
「コナンくん遅いね…私待ちくたびれちゃった…」
「事件ホイホイだから仕方がないじゃない」
「そうだね…哀ちゃん2人でお茶でもしに行く?」
「あら、それもいいわね」
哀ちゃんとこんなに話すのは初めてかもしれない。コナンくん=工藤新一ということを知っている私を信用してくれているのかして最近は私のことを「蒼空さん」って呼んでくれるようになった。最初の頃は名前を呼んでくれることも愚か、話しかけてくれることさえなかった。
「…ふふっ」
「何笑ってるのかしら」
「いや、やっと哀ちゃんに信用してもらえてるのかななんて思ってたところ…」
「だってあなたが工藤くんの妹だなんて知らなかったもの…」
「そりゃあ私だって兄さんが幼児化してるなんてびっくりだよ…」
「最初は悪かったわね…素っ気なくて」
「ううん、今はこうやって話してくれて嬉しいからいいよ」
「随分とお人好しなのねあなた…工藤くんが苦労する意味も分かるわ…」
「兄さんが??」
「ええ…そんなことより早く私蒼空さんとお茶しに行きたいわ」
「よーし、コナンくん置いていこっか!」
とそう言って立とうとすると「おまたせー!!!」と私たちを置いてけぼりにして言った当の本人が帰ってきた。
「あら、遅かったわね工藤くん」
「麻酔銃打つ人がいなくて困ってたんだよ…」
おい、いくら私が2人の事情を知ってるとはいえ素を出しすぎでしょ。「コナンくーん遅かったねぇ?」と満面の笑みで答えるとギグっと言わんばかりの苦い顔をこちらに向けてきた。
「コナンくんが行きたいって言ったから哀ちゃんと一緒に来たのに置いてけぼりにしてなかなか来なかったからもう帰ろうとしてたんだけど??」
「休日を返して欲しいくらいだわ」
「ごめんって!」と謝るコナンくんもとい兄さんがかわいくて頭を撫でると「子供扱いすんな!」と怒られた。「いまは子供でしょ?にいさん?」と言うと後で覚えてろよと言わんばかりの顔である。
「ほら、兄弟喧嘩してないではやく謎解きしに行くわよ」
「「はーい!」」
この3人の中で1番年上感があるのは私ではなく哀ちゃんだったのだった。
_____________________
(謎解くの早すぎない?15分で終わっちゃうなんて…)
(あら、ここには名探偵がいるんだからそれぐらいやってもらわないとね)
(簡単すぎたな…でもグッズは嬉しい…)
(ほらでたよシャーロキアン…さ、哀ちゃんお茶しに行こうか)
(ええ、行きましょ)
(女ってこええ…)
今日はコナンくんと哀ちゃんと私で米花町のとあるショッピングモールでやっている「シャーロック・ホームズの挑戦状」というイベントをしに来ていた。「挑戦状」とあるように謎を解いて制限時間内にクリアするとシャーロック・ホームズのグッズがもらえるらしい。無論行きたいと言ったのはコナン少年なのだがその人物は今、運が悪いことにショッピングモール内で殺人事件が起きてしまい、その現場検証に付き合っている。一目散に走っていったコナンくんを横目に見ながら、私は哀ちゃんと椅子に座って待っていた。
「コナンくん遅いね…私待ちくたびれちゃった…」
「事件ホイホイだから仕方がないじゃない」
「そうだね…哀ちゃん2人でお茶でもしに行く?」
「あら、それもいいわね」
哀ちゃんとこんなに話すのは初めてかもしれない。コナンくん=工藤新一ということを知っている私を信用してくれているのかして最近は私のことを「蒼空さん」って呼んでくれるようになった。最初の頃は名前を呼んでくれることも愚か、話しかけてくれることさえなかった。
「…ふふっ」
「何笑ってるのかしら」
「いや、やっと哀ちゃんに信用してもらえてるのかななんて思ってたところ…」
「だってあなたが工藤くんの妹だなんて知らなかったもの…」
「そりゃあ私だって兄さんが幼児化してるなんてびっくりだよ…」
「最初は悪かったわね…素っ気なくて」
「ううん、今はこうやって話してくれて嬉しいからいいよ」
「随分とお人好しなのねあなた…工藤くんが苦労する意味も分かるわ…」
「兄さんが??」
「ええ…そんなことより早く私蒼空さんとお茶しに行きたいわ」
「よーし、コナンくん置いていこっか!」
とそう言って立とうとすると「おまたせー!!!」と私たちを置いてけぼりにして言った当の本人が帰ってきた。
「あら、遅かったわね工藤くん」
「麻酔銃打つ人がいなくて困ってたんだよ…」
おい、いくら私が2人の事情を知ってるとはいえ素を出しすぎでしょ。「コナンくーん遅かったねぇ?」と満面の笑みで答えるとギグっと言わんばかりの苦い顔をこちらに向けてきた。
「コナンくんが行きたいって言ったから哀ちゃんと一緒に来たのに置いてけぼりにしてなかなか来なかったからもう帰ろうとしてたんだけど??」
「休日を返して欲しいくらいだわ」
「ごめんって!」と謝るコナンくんもとい兄さんがかわいくて頭を撫でると「子供扱いすんな!」と怒られた。「いまは子供でしょ?にいさん?」と言うと後で覚えてろよと言わんばかりの顔である。
「ほら、兄弟喧嘩してないではやく謎解きしに行くわよ」
「「はーい!」」
この3人の中で1番年上感があるのは私ではなく哀ちゃんだったのだった。
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(謎解くの早すぎない?15分で終わっちゃうなんて…)
(あら、ここには名探偵がいるんだからそれぐらいやってもらわないとね)
(簡単すぎたな…でもグッズは嬉しい…)
(ほらでたよシャーロキアン…さ、哀ちゃんお茶しに行こうか)
(ええ、行きましょ)
(女ってこええ…)