米花町魔法使譚
魔法使いさんおなまえへんかん
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「ねえ、花火しようか」
最近の日本は本当に馬鹿げてると思う。41℃ってなんだ?人間の体温越してるレベルだよ。気温がそれぐらいなんて日本はどうしちまったんだ。…お昼を食べたら今日は週一の昴さん家訪問が待っている。それまでぐーたらしてようとひとりでテレビでも見ながらダラダラしているとピピッと電話が鳴った。
「ーはいもしもし。」
「あ、蒼空さんこんにちはー!今大丈夫?」
なんと電話の主はコナンくんだったのである。なんだか珍しいな。最悪の出会いから連絡先は交換してたけど連絡を寄越してきたことは一回もなかった。だって連絡しなくても昴さんの所にいるからねあの子…。
「ん、大丈夫だよ、要件は?」
「今日の夜博士んちで花火しない?」
「んえ?」
ー筒抜けた声が出てしまった。まさか花火?中身は高校生の男の子がなにそれ可愛い。そんなことを思ってると受話器越しに「なんか失礼な事考えてんだろ」と素を出てきた。なんでわかったんだろう。エスパーか。あ、名探偵だからか。
「歩美達に誘われたんだよ!…あと会わせたい奴居るし…」
「ふうん、会わせたい人ね…それは組織関連の子?」
「…ハハハ、エスパーかよ蒼空さん」
「…新一くん私頼る時そればっかりだからね」
「…悪かったって」
「まあそれしか私は出来ないからね〜どんとこいよ」
「ハハ頼りにしてるぜ蒼空さん…あ、今日昴さん家行く予定なんだろ?」
「へ…?なんで知ってるの?」
「昴さんから聞いたからね」
「…ふうん」
「だから花火する時に昴さん家に呼びに行くね〜!」
「わかった待ってるよ〜!」
その会話でコナンくんとの通話が切れ、私は昴さん家に行くことにした。インターホンを押すと「やあいらっしゃい」と悪びれた様子もなく出てくる彼。ちょっとなんかムカつくなあと思う。
「こんにちは昴さん、コナンくんにこの密会のことバラしたでしょう…」
「おや、密会でしたかねえ、お茶会かと思ってました」
「…ふうんそうですか。ちゃんとクッキーは用意してありますか?」
「ええ、貴方のお望み通りにチョコチップクッキーを多めに用意してますよ」
「…じゃあ許します早く食べましょう!」
やれやれと言う声が昴さんから聞こえたけど私は気にしない。だってこれから私の大好きなクッキーが待ってるんだものね!
それから私たちはクッキーと紅茶などを飲みながら2人で談笑をしていた。あか…昴さんはまだ夕方なのにウイスキーを片手にクッキーを食べていた。それでも何時間私と話してても酔いつぶれる予感がしない彼はとてもすごいと思う。…というかこんな時間からFBIがウイスキーを飲んでいていいのだろうか…なんて思ったけどそこは触れないことにしておこう。クッキーも話の話題もそろそろ尽きていた頃、ピンポーンとインターホンが鳴った。
「おやおやお迎えのようですよ蒼空さん」
「こんばんはー!蒼空さん迎えに来たよー!」
「はーい!今から行くね!昴さん、今日もありがとうございました!じゃまた来週」
「ええ、楽しみにしていますよレディ。」
そうして彼は私の手の甲にキスをした。コナンくんはそれを見て目を赤らめていたけど、どうして赤らめてたのか私にはわからなかったのである。
____________________
(うーんこれでは靡きませんねえ)
(…蒼空さん鈍感すぎない?)
(普通照れますよねえ)
(僕みたいな反応するんだと思うんだけどね)
最近の日本は本当に馬鹿げてると思う。41℃ってなんだ?人間の体温越してるレベルだよ。気温がそれぐらいなんて日本はどうしちまったんだ。…お昼を食べたら今日は週一の昴さん家訪問が待っている。それまでぐーたらしてようとひとりでテレビでも見ながらダラダラしているとピピッと電話が鳴った。
「ーはいもしもし。」
「あ、蒼空さんこんにちはー!今大丈夫?」
なんと電話の主はコナンくんだったのである。なんだか珍しいな。最悪の出会いから連絡先は交換してたけど連絡を寄越してきたことは一回もなかった。だって連絡しなくても昴さんの所にいるからねあの子…。
「ん、大丈夫だよ、要件は?」
「今日の夜博士んちで花火しない?」
「んえ?」
ー筒抜けた声が出てしまった。まさか花火?中身は高校生の男の子がなにそれ可愛い。そんなことを思ってると受話器越しに「なんか失礼な事考えてんだろ」と素を出てきた。なんでわかったんだろう。エスパーか。あ、名探偵だからか。
「歩美達に誘われたんだよ!…あと会わせたい奴居るし…」
「ふうん、会わせたい人ね…それは組織関連の子?」
「…ハハハ、エスパーかよ蒼空さん」
「…新一くん私頼る時そればっかりだからね」
「…悪かったって」
「まあそれしか私は出来ないからね〜どんとこいよ」
「ハハ頼りにしてるぜ蒼空さん…あ、今日昴さん家行く予定なんだろ?」
「へ…?なんで知ってるの?」
「昴さんから聞いたからね」
「…ふうん」
「だから花火する時に昴さん家に呼びに行くね〜!」
「わかった待ってるよ〜!」
その会話でコナンくんとの通話が切れ、私は昴さん家に行くことにした。インターホンを押すと「やあいらっしゃい」と悪びれた様子もなく出てくる彼。ちょっとなんかムカつくなあと思う。
「こんにちは昴さん、コナンくんにこの密会のことバラしたでしょう…」
「おや、密会でしたかねえ、お茶会かと思ってました」
「…ふうんそうですか。ちゃんとクッキーは用意してありますか?」
「ええ、貴方のお望み通りにチョコチップクッキーを多めに用意してますよ」
「…じゃあ許します早く食べましょう!」
やれやれと言う声が昴さんから聞こえたけど私は気にしない。だってこれから私の大好きなクッキーが待ってるんだものね!
それから私たちはクッキーと紅茶などを飲みながら2人で談笑をしていた。あか…昴さんはまだ夕方なのにウイスキーを片手にクッキーを食べていた。それでも何時間私と話してても酔いつぶれる予感がしない彼はとてもすごいと思う。…というかこんな時間からFBIがウイスキーを飲んでいていいのだろうか…なんて思ったけどそこは触れないことにしておこう。クッキーも話の話題もそろそろ尽きていた頃、ピンポーンとインターホンが鳴った。
「おやおやお迎えのようですよ蒼空さん」
「こんばんはー!蒼空さん迎えに来たよー!」
「はーい!今から行くね!昴さん、今日もありがとうございました!じゃまた来週」
「ええ、楽しみにしていますよレディ。」
そうして彼は私の手の甲にキスをした。コナンくんはそれを見て目を赤らめていたけど、どうして赤らめてたのか私にはわからなかったのである。
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(うーんこれでは靡きませんねえ)
(…蒼空さん鈍感すぎない?)
(普通照れますよねえ)
(僕みたいな反応するんだと思うんだけどね)