米花町魔法使譚
魔法使いさんおなまえへんかん
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「貴方の望むままに」
「待ってましたよ、さあ中へどうぞ」
「お、おじゃましまーす…」
現在私はこの胡散臭い男に昨日に呼び出されて工藤邸に赴いている。なんでかと電話で問いかけたのだが奴は答えてくれなかった。なにか質問しようとしても「クッキーと紅茶を用意してますから是非いらしてください」と返答して来る。…私がクッキーが好きだからと言ってこういってくるのは分かっているのだが私はクッキー欲に負け、こうして工藤邸を訪れたのだ。沖矢昴=赤井秀一だと分かっているのだけど、どうも赤井さんがこんな口調で喋っているのかと思うとどうも昴さんに馴染めないでいるのだ。昴さんは私をリビングへ通し、キッチンの方へ消えていった。今からクッキーや紅茶を用意するのだろう。
「どうぞ」
とそうクッキーや紅茶が差し出されたのはあれから5分経ったあとだった。そして私がここへ呼び出された経緯を聞かなければいけない。…ややこしい話じゃなければ良いのだが…。
「昴さん、どうして私を呼んだのでしょう…?」
「暇だったもので話し相手が欲しかったのですよ」
「はあ?話し相手?」
「最近退屈なんですよ…唯さんやコナンくんは忙しいみたいで」
「んで暇そうだから私が呼ばれたんですか」
「はい、独断と偏見で」
「独断と偏見」
ああ、喋れば喋るほどわからなくなってきたこの人。本気で言っているのか冗談で言ってるのか赤井さん時代から分からないけど昴さんモードに入るともっとわからなくなってくる。こういう時に景光さんが居てくれればいいのになー!!笑ってくれるのに!!なんて思ってると「あはは冗談ですよ」なんて言ってくるのだが▽わたしのあたまはこんらんしていた!
「…冗談に聞こえませんよ…」
「そうですか?でも話し相手が欲しかったのは本当ですよ」
「私が暇だと言いたいんですね…」
「ええ、本当に大学行っているのか気になりまして…」
「いや行ってますよ…そんなに暇なら大学行ったらどうですか…」
「暑いから外に出たくないので却下です」
「私わざわざここに暑い中来てるんですけど」
「それはすみません…」
「絶対思ってませんよねそれ…」
いいようにこの人に操られてる気がする…本当にこの場に景光さんがいてくれれば収束するのにツッコミ役が居ないから何も発展しない。どうしよう誰か助けて欲しい。
「やっぱりこの姿は不服か」
そう喋った声は昴さんの姿をした赤井さんの声だった。(ややこしい)
「不服ですね…私は赤井さんの方がダンディーで好きなので」
「ホー?そんなこと言ってくれるのか」
「赤井さんの姿で居てくれるならここ来てあげてもいいですよ!」
「じゃあ夜になったら来てくれるか日中はどうもこの姿をしないといけないんでね」
「じゃあ赤井さんの作る煮込み料理を対価に毎週来ますね!」
そうして赤井さんの姿で出迎えてくれること、煮込み料理を作ってくれることを条件に私は毎週1回は工藤邸を訪れるようになったのでした。
___________________
(んで今日は何を作ってくれるんですか!)
(そうだな…ビーフシチューだな)
(やったぁ!!楽しみにしてますね!)
(景光は大丈夫なのか?)
(うーん、最近は夜帰りですからねあんまり顔合わしてませんよ)
(そうなのか)
「待ってましたよ、さあ中へどうぞ」
「お、おじゃましまーす…」
現在私はこの胡散臭い男に昨日に呼び出されて工藤邸に赴いている。なんでかと電話で問いかけたのだが奴は答えてくれなかった。なにか質問しようとしても「クッキーと紅茶を用意してますから是非いらしてください」と返答して来る。…私がクッキーが好きだからと言ってこういってくるのは分かっているのだが私はクッキー欲に負け、こうして工藤邸を訪れたのだ。沖矢昴=赤井秀一だと分かっているのだけど、どうも赤井さんがこんな口調で喋っているのかと思うとどうも昴さんに馴染めないでいるのだ。昴さんは私をリビングへ通し、キッチンの方へ消えていった。今からクッキーや紅茶を用意するのだろう。
「どうぞ」
とそうクッキーや紅茶が差し出されたのはあれから5分経ったあとだった。そして私がここへ呼び出された経緯を聞かなければいけない。…ややこしい話じゃなければ良いのだが…。
「昴さん、どうして私を呼んだのでしょう…?」
「暇だったもので話し相手が欲しかったのですよ」
「はあ?話し相手?」
「最近退屈なんですよ…唯さんやコナンくんは忙しいみたいで」
「んで暇そうだから私が呼ばれたんですか」
「はい、独断と偏見で」
「独断と偏見」
ああ、喋れば喋るほどわからなくなってきたこの人。本気で言っているのか冗談で言ってるのか赤井さん時代から分からないけど昴さんモードに入るともっとわからなくなってくる。こういう時に景光さんが居てくれればいいのになー!!笑ってくれるのに!!なんて思ってると「あはは冗談ですよ」なんて言ってくるのだが▽わたしのあたまはこんらんしていた!
「…冗談に聞こえませんよ…」
「そうですか?でも話し相手が欲しかったのは本当ですよ」
「私が暇だと言いたいんですね…」
「ええ、本当に大学行っているのか気になりまして…」
「いや行ってますよ…そんなに暇なら大学行ったらどうですか…」
「暑いから外に出たくないので却下です」
「私わざわざここに暑い中来てるんですけど」
「それはすみません…」
「絶対思ってませんよねそれ…」
いいようにこの人に操られてる気がする…本当にこの場に景光さんがいてくれれば収束するのにツッコミ役が居ないから何も発展しない。どうしよう誰か助けて欲しい。
「やっぱりこの姿は不服か」
そう喋った声は昴さんの姿をした赤井さんの声だった。(ややこしい)
「不服ですね…私は赤井さんの方がダンディーで好きなので」
「ホー?そんなこと言ってくれるのか」
「赤井さんの姿で居てくれるならここ来てあげてもいいですよ!」
「じゃあ夜になったら来てくれるか日中はどうもこの姿をしないといけないんでね」
「じゃあ赤井さんの作る煮込み料理を対価に毎週来ますね!」
そうして赤井さんの姿で出迎えてくれること、煮込み料理を作ってくれることを条件に私は毎週1回は工藤邸を訪れるようになったのでした。
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(んで今日は何を作ってくれるんですか!)
(そうだな…ビーフシチューだな)
(やったぁ!!楽しみにしてますね!)
(景光は大丈夫なのか?)
(うーん、最近は夜帰りですからねあんまり顔合わしてませんよ)
(そうなのか)