はたらく細胞とポカリスエットがコラボして、アニメ11.5話が公開されたよー！
公式サイトからコラボ特設サイトおよび11.5話へ行けます。

というわけで見てきました…！
「11.5話 熱中症 ～もしもポカリスエットがあったら～」というタイトルからして「ほとんどアニメ11話(熱中症回)の映像を使いつつ、ポカリスエットの宣伝をする感じかな？」と、あまり期待値を上げずに見始めたのですが、意外と話が繋がるように作られている＆芸が細かくて原作との違いが楽しい＆新規カットがあることは説明に書いてあったけれど、声優さんも今回のために録り直した箇所があるよね!?という部分があって、個人的にはとても楽しかったです！
感謝の気持ちを還元するためにもポカリスエット買おう…！熱中症対策にポカリスエット…！



以下、勢いのままに感想日記を置いておきます。



※ネタバレ注意！
11.5話の感想が主ですが、アニメ11話(熱中症回)を知っている前提で書いていきます。そのためアニメ11話のネタバレも注意。

※CP発言あり。
白赤フィルターがかかっています。「新規カットのような気もするけれど確信が持てない…！11話で既にあったとしたらなぜ見落としたんだ自分！って思うけど、それはそれとして可愛いものは何回見ても可愛いよね」みたいな場面でよく喋ります。





OKですか？










・ナレーターの「人間の体の中には…」からスタート
今回は完全にポカリスエットの宣伝だと身構えていたから、いつも通りのアニメの始まり方でびっくり。熱中症回に出ないキャラもいつも通り映してくれるんですね…！

・ロケットのように飛んでくるポカリスエット
細胞たちの知らないところで、ものすごく壮大な何かが始まっている…！(笑)
というかロケットのベースはペットボトルのままなんだ!?夏休みの自由工作でたまにあるペットボトルロケットを、めちゃくちゃ立派にした物みたいになってる!?(笑)

・空の貯水槽
ここは原作と同じなんですね。タイトルが「もしもポカリスエットがあったら」なので「ポカリスエットがあったら熱中症も起こらないし、話がすぐ終わるのでは…？」と安直に考えてましたごめんなさい。

・血管を歩いて放熱する赤血球たち
11話とほぼ同じかと思いきや、よく見るとセリフがカットされたり追加されたりしてる！

・白血球さんを見つける赤血球ちゃん
細菌の出番が容赦なくカットされた(笑)
これに関しては「画面の外で見えないけれど、原作通り細菌を駆除した後」と捉えてもいいし「細菌なんていない。ただ体調がイマイチ良くなくてしゃがんでただけ」とも捉えられそう。
そして細菌との戦闘が無いおかげで(？)、周囲の「うわっ白血球だ」みたいな反応も無くなり赤血球ちゃんが挨拶する時の躊躇う感じも消えて、ただただ赤血球ちゃんの可愛さや白血球さんを見つけた嬉しさが際立っているというね！
(この「白血球さんを見つけた瞬間、赤血球ちゃんの顔がアップで映される場面」って11話にもあったっけ…？11話では細菌を駆除した後だからこんな表情はできない気もするけれど、とても可愛い。)

・汗腺にて、棚の上の水を取ろうとする血小板ちゃん
ポットに独特な筆文字で「おみず」って書いてあったのが印象的で、ん？と思ったのですが…11話では麦茶だー！
すごい…コラボだとここまで変えるのか…!?
そして11話では白血球さんが気付いて取ってあげる場面、11.5話では血小板ちゃんがきちんと言葉でお願いしてるのが細かい。言わなくても白血球さんは気付いて取ってくれそうだよ…！とも思うけれど、言葉にした方が初見の人も引っかかったり誤解したりしないで話がスムーズに流れるというのも分かる。そしてどちらにせよ血小板ちゃんは可愛い。

・血流増加、うまくいかない体表冷却、上がり続ける体温
まずい、11話だともうすぐめまいや立ちくらみが起こった場面だ！このままだとポカリスエットが届く前に熱中症になってしまう！
…なんだかどうしても「この後の展開を知ったまま過去に戻って、歴史を変えようとしている人」みたいな目線になってしまいますね。

・水を補給していても、水だけではダメ
あぁあさっきの「おみず」がここで活きてくるのか…！
この場面はもう完全に11.5話オリジナルですね。というか隊長よく喋るな!?まさかこんなにセリフがあるキャラだとは思わなかったよ!?
個人的には女性隊員の髪にある、「汗」の字を模したヘアピンが印象深くて好き。

・自発的脱水
説明する時の図が見るからにコラボ相手の資料！(笑)
体の話をしていて一見はたらく細胞っぽいんだけど、ピクトグラムで説明することがほとんど無いから妙にはたらく細胞らしくなくて「あ、これは相手先の資料だな」と気付けるというか…でも分かりやすい。ただの水だと体液が薄まるのか…！

・壁際で休む赤血球ちゃんたち
しかし照明が消えていない！明るい！熱中症にはまだなっていない！すごい！(？)

・「大丈夫。細胞さんたちがきっと何とかしてくれるはず…！」
このセリフ、11話では「白血球さんが何とかしてくれるはず」で白血球さんに対する赤血球ちゃんの信頼感がすごかったのですが、今回は体液と共に薄まった模様。
まぁ今回は細菌がいないからね！今回の話は白血球さんの仕事よりも汗腺の細胞さんたちとポカリスエットがメインだからね！

・明るくても台車に追突される白血球さん
ポカリスエットがあってもこの運命は変えられないのか…お気の毒すぎる(笑)
しかしよく見ると、11話ではそのまま倒れてしまったのに11.5話では持ちこたえてる！白血球さんすごい！(？)
念のため書いておくと、追突した側も「暑くてフラフラ」というのがね…！あの赤血球の子も熱中症気味なんだろうか。

・熱中症の説明ここで来るのか…！
11話では失神した直後だったけれど今回はフラフラの白血球さんの場面で映像が止められてるし、ナレーターのセリフも微妙に異なってる！

・雨乞い(ポカリスエット仕様)
この場面はしっかり入れるのか！というか、このために描き直したのかー！(笑)
雨乞いのセリフだけ変えるのではなくて、隊長の装備もポカリスエット仕様になっているのがすごい。しかもペットボトルとか缶とか複数の形状をアピールしてくるという…！
そして隊長の「ポカリー、スエットー！」の合間に「ハッ」と掛け声が入るのが個人的には楽しいけれど、途中から隊長以外の声の「ポカリー、スエットー！」が入ってるよね…!?誰だ…隊長の雨乞いにポカリスエット側が呼応してるのか…!?
(私は声優さんの声の聞き分けがあまり得意ではなくて、例えば同じ声優さんで、演じるキャラによって可愛らしい声と大人っぽい声を使い分けられたら「このキャラとこのキャラ、声の雰囲気は違うけど同じ声優さんだ！」とは全く気付けないのですが、呼応する「ポカリー、スエットー！」の声はもしかして赤血球ちゃん役の方かな…？と勝手に思っています。確かめる術は無いしただの勝手な予想でしかないけれど、赤血球ちゃんは細菌に追いかけられてよく叫ぶから、あの叫ぶ感じの声を少し抑えめにしてじわじわ出したらこんな感じになりそうだな…という願望というか。はたらく細胞の声優さんたちはガヤ(メインキャラの後ろで名前の無いモブキャラになってガヤガヤするアレ)もやる、と以前公式レポ漫画で見た気がするのでそれも踏まえて。)

・何かに気付く白血球さん→振り向いて白血球さんの方を見る赤血球ちゃん
この場面の赤血球ちゃんが可愛い！白血球さんの息遣いに反応する赤血球ちゃん！…あれ、こう書くと字面が変だな!?白血球さんのわずかな反応にも気が付いて気にする赤血球ちゃん、って言えばいいのか!?
そしてさりげなく白赤が背中合わせ！この二人は道案内とかで片方が後ろからついていく印象でそれもいいけど、背中合わせの構図もいいよね！
(正直に言うと「さっきまで赤血球ちゃんたちは壁際にいて、白血球さんは通路の真ん中付近にいて追突されたのに、どうして白赤の二人や血小板ちゃんがまた近くに集合してるんだ？」とは思ったけれど、突然の白赤背中合わせに細かいことはどうでもよくなりました。きっと「血球には歩くことしかできないしもう一度放熱しよう」って感じで血流が増加したんだよ、うん！)

・ポカリスエット到着！
この場面だけ見るとクソコラ感がすごい！(笑)
正確には全然クソではないんだけど、むしろ見れば見るほどメカの構造の緻密さがすごいんだけど、11話で輸液注射の筒から水が溢れ出る場面を見た人間としては、原始的だったものが突然SFチックになって笑うしかないというか！ステロイドとかが来る世界でこういうのがあってもおかしくない・違和感は無いはずなのに、絵面の違和感がすごい！でも面白い！なんだこれ！
あと、メカもよく見ると中心に2Lペットボトル・四方に500mLペットボトルという感じで、微妙にデザインが異なってる(でもポカリスエットのペットボトルのデザインには準拠している)っぽいのがすごい。更にメカの横にはポカリスエットが吹き出していない、予備のペットボトルが備えられてるのもすごい。
冒頭のペットボトルロケットといい、誰か本気で作って再現してくれないかな!?

・思い思いにはしゃぐ細胞たち
11話で見た場面だけど、流れるプール状態とか、水を飲む赤血球の近くで体を洗う別の赤血球とか、水を掛け合う赤血球カップルとか、その映像使うのか!?と思った(笑)
あくまでも細胞たちなので、飲み物でありながらも広く水分として捉えてはしゃいでるだけなんですけど…飲み物で遊んでるみたいになってポカリスエットの印象悪くしてませんか、大丈夫ですか…？とにかくコラボ相手にご迷惑をかけたくないので、その分ポカリスエット買おう。

・「あー、サッパリした」
何度も言ってある通り、やっぱり細菌はいません。
…しかし細菌がいないからこそ、低い声で水をかぶる白血球さんの場違い感がすごい(笑)
この場面だけ見るとやっぱり「好中球は変人」みたいに思われちゃうよ！直前に映ったのが可愛らしく水を掛け合う赤血球カップルだったから余計に！皆「赤血球の男性と好中球の男性だったら赤血球の方がいいなー」ってなるよ!?

・血小板ちゃんをお姫様抱っこで運ぶ赤血球ちゃん
そりゃあ普段重い荷物を運ぶ赤血球ちゃんなら血小板ちゃんくらい軽々と運べるよね！という感想と、しかし見慣れなくて素直に動揺する感情とがごちゃ混ぜになる…！ただの抱っこならよく見るけど、可愛い子が可愛い子をお姫様抱っこ…!?脳の理解が追いつかない…！

・体に素早く吸収されるポカリスエット
汗腺の細胞たちのセリフがものすごく宣伝！(笑)
とはいえコラボだし宣伝して当たり前だし、むしろここまで十分すぎるくらい楽しませていただいたので、多少わざとらしくても受け流そう！と思っていたら↓

・「ポカリスエット。発汗により失われた水分と電解質を…」
隊長がナレーターと一緒に説明まで読み始めるという暴挙(笑)
途中でちゃんとナレーターだけになったけど、一緒に読むパートは綺麗に揃っていたし、不意討ちすぎて笑うしかないよ！

・4989番がポカリスエット持ってる！
意外と目立つ！でも、そうだよなぁ…皆いつもは紙コップでお茶なのに、今回はペットボトルでポカリスエットだもんな…！

・「白血球さん、行ってみましょう！」
袖を掴む場面きたー！この場面好きだから11.5話でもあって嬉しい！
…と思いきや、11話ではセリフが「白血球さん、こっちみたいです！」だった事実。ちゃっかり変更されてる…！11話では方向を教えるために掴んでたと言い訳できそうなものが、11.5話になってしっかりお誘いしている…！

・「生き返るー…！」
セリフもさることながら、赤血球たちがポカリスエットのペットボトルを手に持っていたり、上着を腰に巻き付けてそこにペットボトルを装備していたり、芸が細かい！

・「白血球さん。今回も大変でしたねぇ」
ここまでくると、もはや間違い探しである。白血球さんが細菌を退治していなくても労る赤血球ちゃん、優しい。
(すごく今更なのですが、11.5話って時間軸的にどういう位置付けなんだ…？「もしも」というタイトル通り、11話の別時空・パラレルワールド的な感じ？それとも熱中症になりそうな日は何も一日だけじゃないから、11話の後で同じような状況になった(そしてそこにポカリスエットがあった)時の話？前者だと思って進めてきたけど後者でも面白いよね、体が熱中症になりかけるたびに、普段から無茶しがちな白血球さんが学習して「まずい、このままだと熱中症になるぞ」って早期に自覚・自制できるようになるとか…と考えたところで「でも序盤で辻褄合わなくなりそうだから多分違うな」と止めました。せっかくだからメモに残しておく。)

・「お前、水分補給もう少ししっかりした方がいいんじゃないかー？」
4989番が11話とは違うセリフを喋ったー!?
彼は完全に予想外でした。声優さん、このためにわざわざ録ってくれたのか…！すごい…！
そして白血球さんが完全に熱中症というわけじゃなくても4989番は何かしら一言忠告するんだと思うと、ズッ友っていいよね！ってなる。

・ポカリスエットを飲む白血球さん
背景が青なのでここからは完全にCMなんだけど、映した横顔の向き的に「さっき赤血球ちゃんがいた方→これは赤血球ちゃん視点から見た白血球さんでは!?」と考えてしまった。(白赤フィルター)

・「熱中症対策には！」「ポカリスエット！」
隊長が最後は決めるんかーい！しかも無駄に爽やか！(笑)



以上、めちゃくちゃ楽しかったです！ポカリスエット買おう！