文豪ストレイドッグス×僕のヒーローアカデミア
及 「内通者って、敵側ってこと?それとも探偵社側ってこと?」
影 「ヴィラン側です。この手紙に書いてありました。」
及 「そんな、一体誰が・・・。」
瀬 「どうしたの?」
及 「そっちには関係ないだろ。」
瀬 「いや、重要なことなら関係あるだろ。」
影 「内通者がいるみたいです。」
瀬 「内通者・・・。この中にいるのかよ。」
乱 「まあ、可能性はあるとは思っていた。」
上 「内通者って・・・。まじかよ。」
条 「兎に角先生方に報告しましょう。それしか方法がありません。」
切 「それもそうだな。」
▽
相 「まさか、内通者から情報が漏れていたとは・・・。」
根 「うーん。こんなに早く情報が手に入るとは思っていなかったけどね。」
相 「内通者がわかったらどうするんですか?」
根 「そのときは、」
▽
天 「それよりさ、こっちの人が減ってる気がするんだよね〜」
瀬 「減ってるって?えっと・・・。」
哀 「あれ?与謝野さんがいない。」
立 「首領と芥川の兄貴もいねぇ。」
広 「この短時間で、三人が失踪となると、敵は壮大な異能を持っていることになるな。」
立 「でもよジイさん。こんなすぐにって、情報が必要だろ。」
乱 「内通者がいるんだ。そういう趣旨の手紙が来た。」
瀬呂 「一旦休戦して、話し合ったほうがいいんじゃないの?」
飯 「それも一理あるな。」
紅 「それより、内通者以前にどこ行ったか検討ついたのかよ。」
上 「まずは、内通者探さねぇと、みんな連れ去られるかもしんねぇじゃん。」
紅 「わかったよ。」
哀 「となると・・・。」
太 「なにかわかったのかい?」
哀 「いえ。この中から二人も内通者を探すのは大変だと。」
太 「それもそうだね。」
敦 「けど、内通者が情報を漏らした可能性はないかもしれませんよ?」
哀 「まあね。けど、わかったら進展するかも。」
芦 「でも、結局お互い疑い合うだけじゃん!」
耳 「それもあるよね。内通者が自白するわけないんだし。」
立 「じゃあ、どうすんだよ。なんか策とかあんのかよ。」
芦 「そもそも、そっちが悪いんじゃないの?」
立 「あ゛?それ言ったらそっちだって」
紅 「いや、話してるの違うだろ。」
芦 「けど、」
紅 「これ終わってからその議題に変えりゃいいだろ。」
耳 「紅はどっちの味方なの?」
紅 「は?」
耳 「さっきから、中立でさ、怪しい。」
紅 「俺に疑いかかるの?」
立 「可能性の話だろ。疑ってるとはかぎんねぇよ。」
緑 「紅君。どっちかだけ教えてくれない?」
紅 「言葉にするのは簡単だけど、証明できない。嘘だって疑うだろ。」
緑 「一旦、君の気持ちを知りたいんだ。」
紅 「さあ。どっちだろうね。」
耳 「ちゃんといいなよ!」
芦 「そうだよ!」
紅 「じゃあ、やっていないって言おうかな。」
条 「嘘ですね。」
及 「え?」
紅 「あんた、いきなりなんだよ。」
条 「散々誑かしているのでわかりにくかったのですが、貴方から嘘の心音が聞こえました。」
麗 「嘘の心音って何?うちら全くわからへんのやけど」
蛙 「証明してちょうだい。」
鐵 「それはできないだろう。条野は盲目の代わりに他の五感が優れているから感じ取れたんだ。」
条 「まあ、ここで尋問すればいい話ですが。」
鐵 「やめろ。正義に反する。」
紅 「ああ。嘘をついた。俺は内通者だ。」
爆 「てめぇ、裏切ってたんかよ」
緑 「嘘、だよね?」
紅 「本当だよ。ていうか、言えって言っといて嘘ってなんだよ」
芦 「なんで内通者なんかやってんの?」
紅 「なんで?俺が親に捨てられたのを助けたのが弔くんだったからだよ」
耳 「ヒーローに頼ればよかったじゃん!」
紅 「頼っても無駄だ。」
爆 「だからてめぇは知ったように絶望について話したんか。」
紅 「そうだ。だから何?出ていけって?いいよ。こんなとこ、居たくなかったし。」
上 「あーーー。落ち着けよみんな。あんま攻めても良くねぇだろ?」
耳 「じゃあ、上鳴も内通者なの?」
上 「なんでそうなんだよ。」
耳 「哀採ばっかりかばってんじゃん」
上 「いや、争っても意味ないだろってこと。」
芦 「だったら、」
広 「少しいいかね。」
シン(みんな静かになる。)
広 「貴君には、間諜なのかどうか我々に教えてもらいた。」
上 「え。」
広 「もしも、貴君が何かしらの情報があるなら、仲間を助けられるかもしれない。」
上 「・・・。俺も、内通者です。」
切 「上鳴っ。なんでっ。」
広 「それは、貴君の意志かね?」
上 「ああ。」
広 「貴君はこの失踪について知っていることはあるかね?」
上 「全く無い。俺だって驚いてる。」
条 「どうやら、本当のようですね。」
切 「上鳴。嘘だって言ってくれよ!」
上 「本当なんだ。ゴメンな切島。」
切 「っっ」
上 「俺ら出てくから、哀採は許してやってくれ。あいつは、悪くないんだ。」
国 「それは違う!」
敦 「国木田さん。」
国 「俺の理想では、俺の前では誰一人傷つけさせない。だから、出ていっていいはずがない!」
乱 「そうだね。それに、今出ていかれたら敵に感づかれる。」
相 「話は聞いた。」
1−A 「先生!?」
相 「お前たちには、やってもらいたいことがある。いいか?」
上 「やってもらいたいことって、連合のことは言わないよ。」
相 「いや、お前たちは連合と繋がっているから、バレずに外に出ることができる。」
相 「だから、外から敵の動きを探ってくれ。」
上 「どうする?」
紅 「それくらいならいいんじゃねぇの」
相 「ありがとう。」
谷 「結局、どちらも加害者ではなかッたということですか?」
轟 「そうだな。」
広 「此方が貴方方を疑い、傷つけてしまい大変申し訳なかった。」
飯 「こちらこそ、ヒーローとしてあってはならない行動をしていました。すみませんでした。」
ワイワイ(仲良くなった。)
哀 「みんな和解できてよかったな。」
紅 「和解っていうかこれ。」
カタン
上 「何の音だろう?」ダッ(ダッシュ)
上 「手紙。」
及 「ちょっと見せて。」
合宿のお知らせ。
合宿がおこわなれます。そこに参加しなかった場合、今、人質とされている方々は全員殺されます。
及 「合宿って・・・。」
岩 「俺らがどうにかってことじゃないだろ・・・。」
相 「合宿先に連絡して、保護は」
及 「それはやめてください!彼奴等を、これ以上危険な目には・・・。」
相 「なら、せめて近くでいつでも敵を捕らえられるようにする。」
岩 「お願いします・・・。」
影 「ヴィラン側です。この手紙に書いてありました。」
及 「そんな、一体誰が・・・。」
瀬 「どうしたの?」
及 「そっちには関係ないだろ。」
瀬 「いや、重要なことなら関係あるだろ。」
影 「内通者がいるみたいです。」
瀬 「内通者・・・。この中にいるのかよ。」
乱 「まあ、可能性はあるとは思っていた。」
上 「内通者って・・・。まじかよ。」
条 「兎に角先生方に報告しましょう。それしか方法がありません。」
切 「それもそうだな。」
▽
相 「まさか、内通者から情報が漏れていたとは・・・。」
根 「うーん。こんなに早く情報が手に入るとは思っていなかったけどね。」
相 「内通者がわかったらどうするんですか?」
根 「そのときは、」
▽
天 「それよりさ、こっちの人が減ってる気がするんだよね〜」
瀬 「減ってるって?えっと・・・。」
哀 「あれ?与謝野さんがいない。」
立 「首領と芥川の兄貴もいねぇ。」
広 「この短時間で、三人が失踪となると、敵は壮大な異能を持っていることになるな。」
立 「でもよジイさん。こんなすぐにって、情報が必要だろ。」
乱 「内通者がいるんだ。そういう趣旨の手紙が来た。」
瀬呂 「一旦休戦して、話し合ったほうがいいんじゃないの?」
飯 「それも一理あるな。」
紅 「それより、内通者以前にどこ行ったか検討ついたのかよ。」
上 「まずは、内通者探さねぇと、みんな連れ去られるかもしんねぇじゃん。」
紅 「わかったよ。」
哀 「となると・・・。」
太 「なにかわかったのかい?」
哀 「いえ。この中から二人も内通者を探すのは大変だと。」
太 「それもそうだね。」
敦 「けど、内通者が情報を漏らした可能性はないかもしれませんよ?」
哀 「まあね。けど、わかったら進展するかも。」
芦 「でも、結局お互い疑い合うだけじゃん!」
耳 「それもあるよね。内通者が自白するわけないんだし。」
立 「じゃあ、どうすんだよ。なんか策とかあんのかよ。」
芦 「そもそも、そっちが悪いんじゃないの?」
立 「あ゛?それ言ったらそっちだって」
紅 「いや、話してるの違うだろ。」
芦 「けど、」
紅 「これ終わってからその議題に変えりゃいいだろ。」
耳 「紅はどっちの味方なの?」
紅 「は?」
耳 「さっきから、中立でさ、怪しい。」
紅 「俺に疑いかかるの?」
立 「可能性の話だろ。疑ってるとはかぎんねぇよ。」
緑 「紅君。どっちかだけ教えてくれない?」
紅 「言葉にするのは簡単だけど、証明できない。嘘だって疑うだろ。」
緑 「一旦、君の気持ちを知りたいんだ。」
紅 「さあ。どっちだろうね。」
耳 「ちゃんといいなよ!」
芦 「そうだよ!」
紅 「じゃあ、やっていないって言おうかな。」
条 「嘘ですね。」
及 「え?」
紅 「あんた、いきなりなんだよ。」
条 「散々誑かしているのでわかりにくかったのですが、貴方から嘘の心音が聞こえました。」
麗 「嘘の心音って何?うちら全くわからへんのやけど」
蛙 「証明してちょうだい。」
鐵 「それはできないだろう。条野は盲目の代わりに他の五感が優れているから感じ取れたんだ。」
条 「まあ、ここで尋問すればいい話ですが。」
鐵 「やめろ。正義に反する。」
紅 「ああ。嘘をついた。俺は内通者だ。」
爆 「てめぇ、裏切ってたんかよ」
緑 「嘘、だよね?」
紅 「本当だよ。ていうか、言えって言っといて嘘ってなんだよ」
芦 「なんで内通者なんかやってんの?」
紅 「なんで?俺が親に捨てられたのを助けたのが弔くんだったからだよ」
耳 「ヒーローに頼ればよかったじゃん!」
紅 「頼っても無駄だ。」
爆 「だからてめぇは知ったように絶望について話したんか。」
紅 「そうだ。だから何?出ていけって?いいよ。こんなとこ、居たくなかったし。」
上 「あーーー。落ち着けよみんな。あんま攻めても良くねぇだろ?」
耳 「じゃあ、上鳴も内通者なの?」
上 「なんでそうなんだよ。」
耳 「哀採ばっかりかばってんじゃん」
上 「いや、争っても意味ないだろってこと。」
芦 「だったら、」
広 「少しいいかね。」
シン(みんな静かになる。)
広 「貴君には、間諜なのかどうか我々に教えてもらいた。」
上 「え。」
広 「もしも、貴君が何かしらの情報があるなら、仲間を助けられるかもしれない。」
上 「・・・。俺も、内通者です。」
切 「上鳴っ。なんでっ。」
広 「それは、貴君の意志かね?」
上 「ああ。」
広 「貴君はこの失踪について知っていることはあるかね?」
上 「全く無い。俺だって驚いてる。」
条 「どうやら、本当のようですね。」
切 「上鳴。嘘だって言ってくれよ!」
上 「本当なんだ。ゴメンな切島。」
切 「っっ」
上 「俺ら出てくから、哀採は許してやってくれ。あいつは、悪くないんだ。」
国 「それは違う!」
敦 「国木田さん。」
国 「俺の理想では、俺の前では誰一人傷つけさせない。だから、出ていっていいはずがない!」
乱 「そうだね。それに、今出ていかれたら敵に感づかれる。」
相 「話は聞いた。」
1−A 「先生!?」
相 「お前たちには、やってもらいたいことがある。いいか?」
上 「やってもらいたいことって、連合のことは言わないよ。」
相 「いや、お前たちは連合と繋がっているから、バレずに外に出ることができる。」
相 「だから、外から敵の動きを探ってくれ。」
上 「どうする?」
紅 「それくらいならいいんじゃねぇの」
相 「ありがとう。」
谷 「結局、どちらも加害者ではなかッたということですか?」
轟 「そうだな。」
広 「此方が貴方方を疑い、傷つけてしまい大変申し訳なかった。」
飯 「こちらこそ、ヒーローとしてあってはならない行動をしていました。すみませんでした。」
ワイワイ(仲良くなった。)
哀 「みんな和解できてよかったな。」
紅 「和解っていうかこれ。」
カタン
上 「何の音だろう?」ダッ(ダッシュ)
上 「手紙。」
及 「ちょっと見せて。」
合宿のお知らせ。
合宿がおこわなれます。そこに参加しなかった場合、今、人質とされている方々は全員殺されます。
及 「合宿って・・・。」
岩 「俺らがどうにかってことじゃないだろ・・・。」
相 「合宿先に連絡して、保護は」
及 「それはやめてください!彼奴等を、これ以上危険な目には・・・。」
相 「なら、せめて近くでいつでも敵を捕らえられるようにする。」
岩 「お願いします・・・。」