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八 「こっちパス!」
小 「ok!」
バシュッ
小 「ナイッシュー八神」
八 「ありがとうございます小鷹先輩」
小 「コート内で先輩はいらないって。」
八 「はい。」
山 「チッ」
八 「?どうかしましたか?」
山 「下手くそ一年がレギュラー入ってくんな汚れる」
八 「え?」
小 「その言い方ないだろ山下!悪いな八神」
八 「いえ。」
夏の大会
八 「こっちパス!」
山 「フン!」ダッ
八 「おい!」
八 「山下先輩!」
山 スルー
ピーッ
八 「嘘だろ」
山 「いやぁ今のパス無いわー」
曰 「それな。下手すぎwww」
監督 「八神。何だ今のプレイは。一旦下がれ!」
山 「やっといなくなったよ。」
曰 「これでゆっくりできるな。」
弦令中学校 初戦敗退
山 「下手くそ一年のせいで負けたんだ。消えろ!」
曰 「もう部活くんじゃねぇよ!」
▽
中学校の先生 「八神くん。今回も学年一位だ。流石だな。次回も期待してるぞ!」
八 「ありがとうございます」
クラスメイト 「またぁ。」「見下してそう。うざっ」「なんで別中行かなかったんだろう」
中学校の先生 「作文やポスターも上手くてウチの誇りだよ」
八 「どうも・・・。」(なんで笑顔でいなきゃいけないんだろう)
▽
父 「おまえ。常に一位で色と言ったろ!なんだあの試合は!」
八 「ごめんなさい。」
父 「お前にサッカーをやる資格なんて無い!」
母 「そうそう。もっと勉強に力を入れれば?」
八 「それだけは嫌だ!」
父 「我儘言うな!お前が悪いんだ!」ジュー(手にヘアアイロン)
八 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
父 「黙れ!勉強しろ!」
八 「はい。わかりました。」
八 「もう、嫌だ。」
シュッシュー(🐿🦟)
八 「やりすぎた。まあいいや。寝よう」
▽
菊 「サッカーしてるから足大事だよなぁ。怪我したらどうなる?」
八 「足だけはやめろ!」
高 「足だけはねぇwww」ドカッ(足)
八 「うわっ」
島 「もっとやったれ!」
ドカッドカッ(足)
八 「嫌だっ。やめろ!」
菊 「じゃあ明日からがっこう来んな。」
▽
八 「母さん。頭痛い」
母 「そう。学校行ってきな。」
八 「・・・。はい」
▽
高 「天才クンが学校へ来たー」
島 「なんできてんだろ。天才なんだから他いけよ。」
菊 「行けないんだよ。どこでも友達できないからぁ」
島 「確かにwww」
八 「お前っ。」
菊 「俺間違ったこといってねぇし〜」
八 「っっっ。死ね!」グサッ
哀 「っ。」
八 「は?」
哀 「ごめん・・・。助けられなくて・・・。」
八 「何を謝ってんだよ」
哀 「いつも・・・見てたのに・・・。」
八 「なんでかばったんだ?あんな奴ら・・・死んでもいいのに」
哀 「お前に・・・罪を犯してほしく・・・ないから」
バタン
八 「あ・・・。嘘だろ・・・。」
菊 「天才クンは殺人犯だってーwww」
高 「ヤバすぎじゃん。どうすんだろうねー」
島 「放課後処刑だな処刑www」
菊 「そうだな。」
▽
美術の先生 「それでは彫刻刀を準備してください」
クラスメイト 「はーい」
八 (彫刻か。めんどくさいな。)
美術の先生 「どうしたの八神くん?」
八 「すみません。すぐ・・・。」
カタカタ(手が震えている)
美術の先生 「無理しなくていいからね。」
八 「ありがとうございます・・・。」
クラスメイト 「作業サボり?」「天才だから気に入られてるとか?」「やばくね。」
八 (どうして。)
キーンコーンカーンコーン
美術の先生 「次回も作業の続きをします。彫刻刀を忘れずにね。」
クラスメイト 「礼。ありがとうございました。」
菊 「じゃあ屋上来いよな。」
八 「わかった。」(よりによって屋上かよ。)
高 「来なかったら公開処刑な。」
八 「ああ。」
▽
八 「来たぞ。」
高 「俺主催!天才くんを処刑しまーす!」
菊 「ぶっちゃけお前がいると、俺らの役割なくなるからいなくなれよ」
高 「ほんとなんでこんなとこいんだよ。」
八 「俺は天才じゃない」
島 「その嘘何度も聞いたから。」
菊 「そうだ。天才くんは何でもできるそうなので、屋上ダイブさせようぜ!」
高 「いいな!できなかったらただのビビリで臆病もんだって張り出そうぜ!」
二人 「賛成!!!」
八 「は?ふざけんな」
菊 「あれぇ?天才クンは臆病なの?」
高 「飛べないなら落としてやろうぜ!」
八 「やめろっ離せ!」
島 「いくよ!せーのダーイブ!!あははは」
八 「うわああっ」
ドシャッ ボキッ
八 「ゔゔっ」バタッ(気絶)
中学校の先生 「どうした?おい!八神聞こえるか!おい!」
ピーポーピーポーピーポーピーポー
▽
八 「あ・・・れ?」
医者 「起きましたか。」
八 「俺・・・どうして・・・」
医者 「屋上から飛び降りたんですよ。」
八 「っっっ。アイツラは!屋上にいたはずです!」
医者 「みんな目の前で飛び降りたと言ってましたよ。」
八 「そうですか。」
医者 「それより、命が助かってよかったですね。普通なら死んでいるところでしたよ。」
八 「死ぬ・・・。」(どうせなら死んでしまいたかった。)
医者 「ただ、もう一生歩けないかもしれません。」
八 「歩けないって!どうにかならないんですか?」
医者 「サポートをつければ歩けますが、サッカーは続けられないでしょう。」
八 「そんな・・・。」
涙は出なかった。もう、枯れきってしまってたのだ。
▽
八 「息子がお世話になりました。」
医者 「いえ。サポートありでも歩けるようになってよかったですね。」
母 「本当になんとお礼を言っていいのか・・・。」
医者 「次からは気をつけてくださいね。」
家にて・・・。
父 「お前の運動能力に期待していたのに、なんで飛び降りたんだ!」
八 「すみません。」
母 「お前にこんな足なんてもう必要ないわ」グサッ(刃物)
八 「ゔあ゛」
父 「こんな足なんて。」グサッグサッ
八 「すみません。すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません」
▽
山 「よう八神」
八 「山下先輩。」
山 「足怪我したんだってな。大変だろ」
八 「まあ、少しだけ、けど大丈」
山 「よかったよ。お前がもうサッカーできなくなって。」
八 「・・・え?」
山 「じゃあな。」
菊 「おーいみんなー。足怪我して、人刺したやばいやつがきたぞー」
クラスメイト 「もう歩けないんだってー」「天才が天才ではなくなるwww」「馬鹿。頭だけはいいだろ。」
高 「よかったなぁ、生きてて。」ドカッ(足)
八 「い゛い゛っ」
島 「お前、こんな足いらないだろ。切り落としてやるよ」
グサッグサッザシュッ
八 「やめっ。あ゛あ゛あ゛!」
菊 「少しは黙れよ」ドカッ
八 「ぐっ・・・。」
こんなふうに足を切られたり切られたりする日が何日も続いた。
誰も助けてなんてくれなかった。
八 「なんで俺は生きてるんだろう。あのとき死んでしまえればよかったのにっ」(🐿🦟)
八 「ああ。人前じゃ刃物なんて持てないのに、自分を切るためなら持てるなんて。」
▽
菊 「あれ?これ、リスカ痕じゃね?」
高 「やばっ。加害者のくせに被害者のふり?」
島 「カッターねぇの?手伝ってやるよ。」
グサッザシュッ(足)
八 「ゔぁ・・・もうやめろっ」グサッ
菊 「・・・は?」ドサッ
高 「おいやべぇぞ。先生!!!!」
その日のうちに菊谷が死んだことがわかった。
警察に取り調べを受けて、いじめについて詳しく話した。
俺は精神病院へ行くことになった。
八 「ここなら、蹴られたり、切られたりすること無いな。」
でも、それは長くは続かない。
🐿🦟をやめて、大人しくなった俺は、退院することになった。そこからは地獄だった。
父 「お前は人を殺したんだぞ!わかっているのか!」
母 「そうよ。いじめられてたならもっと早く言いなさいよ」
八 「言ったって聞いてくれなかったじゃん。」
父 「黙れ!」ドカッ
八 「お前が黙れよ!」ダッ(逃走)
そこから俺は学校で暮らしていた。
夜の見回りとかは上手くかいくぐって家には帰らなかった。
部室にシャワーがあるし、家庭科部の食材もあって生活していけた。
学校ではもう誰も俺に関わらなくなっていた。つまり、いじめられなくなったのだ。
そこで、俺は気づくことができた。俺が刃物を持っていればいじめられない。と。
八 「高校行けるかな。まあ、人刺しといてだけど。」
クラスメイト 「天才って一番怖いよね。」「もう、天才は人外なんじゃね?」「殺しといて学校来んなよ。」
先生からも無視されるようになり、俺は幸せだった。
カッターやナイフを常に持ち歩き、殺傷率が高い刀はロッカーの中にしまっておいた。
銃刀法違反として、通報はされなかった。
高校受験は一応合格したが、きっとまた殺し屋として恐れられると思っていた。
ネットじゃもう顔だって出ていたかも知れないから。