普通バージョン
名前変更
名前変更男主の名前を変換
何も変換しないと、八神黒刀になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
高校では、バレないようにナイフやカッターをポケットに入れていた。
俺の中学にバレー部はなく、サッカーに恐怖心が残っていたからバレー部のマネージャーになった。
なるべく目立たないように。でも、空気になりすぎないように。常に気をつけていた。
他 「ねぇ。バレー部のマネージャーさんってかっこよくない?」
小 「それな。私も思った。でも、天才すぎる気がしない?」
他 「わかる。ちょっとしたギャップがほしいよねー。」
八 (また、天才か。もう慣れたけど)
江 「いいよなー。八神ってモテてて。」
八 「別にモテてねぇよ」
舩 「モテるくせにー。モテない俺も考えろよ!」
八 「落ち着けばモテんじゃねぇの?」
舩 「まじか。サンキュー」
八 「おう。」
カシャン(カッター)
江 「これってカッター?」
舩 「ポケットから落ちたよな。」
八 (やばい。また、省かれる。)
舩 「なあ、お前。もしかして。」
八 「なんだよ。」
舩 「クソ防犯意識高ぇだろ!」
八 「あ、ああ。」
江 「防犯っつっても銃刀法違反になるから気をつけろよ」
八 「どうも。」
舩 「他人クセェ。俺らもう友達だろ!」
八 「友達、ね。」
このときの俺はまだ信用なんてしていなかった
新体力テストにて。
高校の先生 「八神6.4秒」
クラスメイト 「おお〜。」
高校の先生 「すごい結果だな!」
八 「そうですかね。」
及 「6.4で満足しないとかこいつ。」
八 「あ。」
及 「無茶クソすげーじゃん。なんでマネやってるの!選手になれよ!」
岩 「たしかにそうだな。」
八 「そうか?」
江 「すげー。こんの。すげー!」
舩 「語彙力低下www」
八 「別にすごくないから。」
及 「どんだけストイックなんだよもう!」
八 「ストイックってほどでもないんだけど」
及 「握力だって凄いしもう神じゃん!」
岩 「いや、パワーゴリラに言われたくねぇと思うぞ。」
江 「おまえもな。」
舩 「ショートコントを始めんな。」
及 「あ。ごめんやがみんのけもににして。」
岩 「のけもにってなんだよ」
八 「wwwww」
江 「あの八神がツボってる」
八 「いやwwwわりっwww」
舩 「つまり、八神は人間ということだな!」
シーン
江 「いや、当たり前だろ」
八 「俺人外だって思われてたのかよ。」
及 「乙。」
舩 「めっちゃスベったぁぁぁぁぁ!!!!!」
高校の先生 「舩。うるさいぞ。」
クラスメイト 「舩ー調子のんなー」「八神ツボってるwww」「ツボ浅ーよ」「いや、舩が全て悪い」
舩 「俺のせいかよ!」
江 「どんまい。」
高校の先生 「じゃあ、教室戻れー」
▽
及 「そう言えばやがみんって」
八 「その呼び方やめろ」
及 「カッター所持してるんだっけ?」
八 「ああ。まあ・・・。」
及 「次の授業カッター使うんだけど、貸してくんない?」
八 「別にいいけど。」
及 「ありがと。あ。でもやがみんは?」
八 「まだある。」
及 「持ちすぎだろ!でも、ありがと〜」
俺がカッターを所持しているのは、大概の人に知られてしまったが、否定してくるやつはいなかった。
そこから、段々とクラスメイトや部員を信頼するようになった。
▽
あっという間に俺たちは三年生となった。
岩 「及川ナイッサー」
八 「いけ〜」
ドゴン ピーー
八 「さすが!もう一本!」
試合終了
及 「あのさ。やがみんってバレーに興味ないの?」
八 「いや、気になりはするけどさ。」
及 「じゃあやってみて!トス上げるから!」
八 「えぇ。」
岩 「流石に難しすぎねぇか?」
及 「多分平気だよ!ほらほら〜」
花 「あんまマネージャーナンパすんなよ〜」
松 「無理させて怪我させたら及川の責任な〜」
及 「ナンパじゃないし!ほら、いくよー」
シュバッ ドゴッ
八 「おっし。」
四人 「・・・。」
八 「あ、なんかおかしなことした?」
及 「なんでそんなに上手いの?」
八 「いや、上手くねぇし。」
岩 「上手くねぇやつはそんなすぐにスパイク打てねぇから。」
花 「なぜマネをやってたん?選手になれよ」
八 「やだ。」
松 「せめて練習ぐらいには出てよ」
八 「まあ、少しなら・・・。」
及 「ツンデレなんだから〜」
八 「岩泉。こいつ殴れ。」
岩 「おう」ドガッ
及 「痛ぁ!」
花&松 「ナイス!」
及 「みんな俺の扱い雑〜」
岩 「じゃあ、明日から八神も練習な。」
八 「ああ。」
▽
及 「やがみん!」
ドゴッ
岩 「ナイス!」
八 「よし。」
ズキンッッ
八 「痛っっ」
及 「大丈夫?」
八 「へーき。それより、続きやる。」
溝 「八神。脚見せてみろ。」
八 「え…。はい。」
及 「大丈夫?俺も付き添うよ?」
溝 「他のメンバーは練習してろ。」
及 「うす。」
溝 「ひどく腫れてるな。」
八 「別に大丈夫です。」
溝 「無理しすぎると、本当に歩けなくなるぞ。」
八 「そうですけど。」
溝 「今日の体育で何やったんだ?」
八 「・・・サッカーです。」
溝 「じゃあ、それが原因かもな。」
八 「なら体育休みます。」
溝 「成績に関わるんだ。部活をやる回数を減らしたほうが」
八 「それじゃあ足手まといになるだけです。」
八 「やっぱりサポートのほうが向いてるって伝えます。」
溝 「俺から伝えとく。お前は病院にいけ。」
八 「わかりました。」
医者 「あー悪化してきてるね。激しすぎる運動は控えはほうが良いと思うよ。」
八 「そうですか。学校の方にもそう伝えておきます。」
医者 「そうだね。そのほうがいいと思うよ。」
八 「それでは失礼します。」
ガラガラピシャッ
医者 「あの親からまだ逃れきれてないのだろうけど・・・」
医者 「救ってあげられるといいのだが。」
▽
八 「溝口コーチも言ってたと思うけどやっぱマネのほうが向いてるわ。」
及 「前回の足の怪我がひどかったの?大丈夫?」
八 「足は関係ない。そこまでひどくなかったぽいしな。それに、俺はお前らと違って経験ないから。」
岩 「まあ、理由は無理に聞かねぇよ。これからもよろしくな。」
八 「こちらこそ。」
そして、真似に戻った後の白鳥沢戦では、対策をまとめたノートを読んでもらったりしてレベルを上げた。
だが、白鳥沢に叶わなかった。
落胆した矢先に白鳥沢も参加する合宿が開催された。
合宿では絶対勝つぞ。と意気込んで参加した。
でも、お前らが来て、またサッカーをやって怖くなったんだ。俺は本当に正しかったのか。
また、親やアイツラにあったらどうすればいいのか。何もわからなくなるんだ。
だから刃物を手放せないでいる。人を二度も刺したことがある
それが、俺の生い立ちだ。