独白
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仕事を終えて帰路につく。今週の仕事は忙しかったな、と倉持は夜道を歩きながら溜息をついた。中途採用の後輩に、仕事覚えの良くない若手の指導をしながら自分の仕事をこなすのは骨が折れる。体力に自信はあるものの、気力は少しずつすり減っていく。
外食を済ませて帰宅したのは20時すぎ、簡単にシャワーを済ませると冷蔵庫からビールを取り出してソファに腰掛ける。
「・・・はぁ」
野球してぇ。疲れたときこそ野球がしたい。無心に白球を追いかけているときほど、生きがいを感じることはない。
大学まで野球を続けていたが、就職後は選手として野球に関わることはなくなった。数年前から少年野球チームのコーチをやらせてもらっているが、やはり自分がプレーしたいという気持ちは変わらない。
冷蔵庫から取り出したビールを呷りながら、ソファに沈む。疲れた頭に、大森の顔がちらつく。彼女と過ごしたあの夜の熱はまだ身体に残っている。
「また、こうしたかった」と声を震わせる大森に「俺も」と漏れたのは本心だ。抱きしめ合いながら、縋るような大森に身体を求められた瞬間、自分の中の何かが崩れた気がした。
「はあ・・・くそ、」
彼女のことを思い出すたび、腹の奥がじわじわと熱くなる。「洋一さん」と絞り出すように呟かれた大森の声が耳に残っている。言葉で返せなかった俺は、彼女を抱きしめる腕に力を込めることしかできなかった。
彼女の甘い吐息、俺の与えるすべてを受け入れる蕩けた表情。大森の瞳に見つめられると、理性はぐずぐずと崩れて、彼女に溺れるしかなかった。こんな感情になるのは初めてだった。
あの深い快楽をまた味わいたいと思う一方で、こんな関係を続けていいのかという思いが頭を離れない。
テーブルに置いたスマホがバイブする。画面を見ると懐かしい名前が表示されていて、「御幸一也」からの着信にあることを思い出す。
電話に出るか悩んでいる間にもスマホはバイブを続け、御幸から「おい早く出ろよ」と急かされているような気分になった。
***
「たまには贅沢しようぜ」と御幸に連れられたのは、いわゆるラグジュアリーホテルと呼称されるような豪華なホテルのバーだった。天井から吊り下げられたシャンデリアが煌めき、厳かな雰囲気のある静かなバーを倉持はすぐに気に入った。
「プロ野球選手様はちげーな。よく来んのか?」
夜景の見えるソファ席に男二人で並んで座るのは、周囲からどう見えているのかと少しばかりそわそわする。
「その呼び方やめろよな。俺がこんなとこ一人で来ると思うか? 付き合いで連れてこられたんだよ」
聞くところによれば、球団の先輩選手の紹介でホテルの会員にさせられたのだという。「これもプロ野球選手としてのステータスだ」との勧めに、正直気が進まなかったものの、先輩の顔を潰すわけにもいかず渋々ながら入会した御幸であった。
「バー自体は会員じゃなくても使えんだろ?」
「ああ。ま、俺もここに来たの今日が初めてだから、よくわかんねー」
悪ガキのように笑う御幸は昔から変わっていない。
「で、シーズンオフで暇だからって俺を連れてきたのか」
「オフでも暇じゃねーよ。やることはいろいろあるけど、たまには息抜き」
高校時代のノリを懐かしく感じながら冗談を言い合っていると、ベスト姿に蝶ネクタイを着けたウェイターが倉持らの席へやってくる。「いらっしゃいませ、御幸様」と頭を下げると、アロマの香りのするウェットタオルをテーブルに置く。
「あ、どうも」
自分の名前を呼ばれるとは思ってもみなかったのだろう、御幸は驚いた顔でウェイターを見上げる。
アルコールのメニュー表を広げると「こちらに記載のもの以外もご用意できますので、お気軽にお申し付けください」ともう一度頭を下げ、ウェイターは席から退いていった。
「おい、お前の顔覚えられてんじゃねぇか。本当はよく来てんだろ?」
「知らねーよ。シーズン中に来る余裕なんかねーし」
「まあ、確かに」と倉持は妙に納得してしまう。シーズン中でも夜に遊びに出るプロ野球選手は少なくないだろうが、野球しか頭にない御幸のことである。シーズン中はもちろん、シーズンオフであれ誰かと連れ立って酒を飲むような用事はなさそうだ。
今回だって、御幸のふとした思いつきで同窓の倉持を飲みに誘っただけで、ホテル会員の入会後にバーに来たのは、どうやら本人が言うように初めてのようだ。
「ま、こういうところだからよく覚えてんだろうな」
「そういうもんかね」
「そういうもんだろ。お前の顔も広いからな」
「自分の知らないところで広まってても、別に嬉しくねーけど」
やいやいと言葉を交わしながら、メニュー表を眺める。「カタカナばっかでよくわかんねーから、適当にオススメ聞くことにするわ」とソファに沈み込む御幸に、倉持は呆れた視線を向ける。
「お前ほんと色気ねぇのな。俺は好きなの飲ませてもらうぜ」
*
場を弁えつつも赤ら顔になった御幸と倉持は、ウェイターが運んできた水に口を付ける。お開きの雰囲気を察したバーマネージャーが彼らの席の横に立つと、深々と頭を下げた。バーの責任者なのだろう、襟には品の良いネクタイがきっちりと結ばれている。
「御幸様、本日は楽しんで頂けましたか?」
「あ、はい、どうも」
へら、と緊張感のない御幸の返事に「おい、しっかりしろよ」と倉持が脇を小突く。
「お陰様で、ゆっくり楽しめました。ありがとうございます」
御幸に代わって倉持が小さく頭を下げると、バーマネージャーは「それは何よりでございます」と物腰柔らかく微笑む。
「今度はコイツなしで俺も飲みに来ていいですか」
「もちろんでございます。よろしければ、いらした際に私の名前をお出しくださいませ。可能な限りですが、見晴らしの良いお席をご用意致しますので」
そう言ってバーマネージャーは名刺を取り出し、倉持に手渡す。「ありがとうございます」とそれを受け取ると、倉持も自分の名刺を取り出してバーマネージャーに渡した。
「倉持様ですね。またお越し頂ける日を心よりお待ちしております」
それから月に1回程度の頻度でバーに通うようになった。バーマネージャーやウェイターと顔なじみになるのは間もなくのことで、うっかり飲み過ぎた日には「ホテルの部屋をご用意しましょうか」と気を遣われることもあった。
そのときは、まさか本当に部屋を借りることになるなんて、思いもしなかったわけだが。
***
御幸からの着信に、倉持はスマホの通話ボタンを押して応答する。
「おう、久しぶりだな。今を賑わすイケメン捕手様が電話なんかしてる暇あんのかよ」
第一声で軽口が出るのは高校時代からのクセだ。電話向こうの御幸は『その呼び方やめろよ』と苦笑う。
「今、シーズン中じゃねぇの?」
『そうだけど、久しぶりの連絡なんだからさ、元気?とか聞けねーのかよ』
「まあ、俺は元気だけど」
『お前のこと聞いてるわけじゃないんですけど』
今はレギュラーシーズンの真っ最中だ。平日のこんな時間にプロ野球選手から連絡があるってことは、御幸のやつ一軍登録抹消されてんのか?と倉持は眉をひそめる。
『今さ、二軍調整中なんだよ』
御幸の声は不貞腐れた子どものようだ。自分以外の選手がグラウンドに立つ姿を見るのは悔しいのだろう、その気持ちは倉持も痛いほどよくわかる。
「怪我じゃねぇよな?」
『ああ、怪我じゃない。来週には一軍に戻るぜ』
元チームメイトの自信に満ちた声に安堵して、倉持はビールを注いだグラスに口を付ける。『酒飲んでんの?』と羨ましがる御幸に「おプロ様は節制かよ」と笑う。
こうやって御幸と言葉を交わすのは、昨シーズンのオフに御幸に連れられた
「俺に電話なんか、珍しいじゃねぇか」
『別に、二軍にいると夜は暇なんだよ』
『俺以外のやつが試合出てんのも見てらんねーし』と声を潜める御幸に、倉持はやっぱりなという思いで声色を合わせる。
『少し野球以外のことも考えたくなった。倉持、最近どうよ?』
「お前も野球から離れたくなるときがあるんだな。まあ、忙しくしてるぜ、出来の悪い後輩がいてよー」
『ははっ、倉持のことだから放っておけないんだろ』
御幸の言うとおり、倉持の世話焼きは生来のものだろう。渋い顔で残業する大森に声を掛けたのだって、同じ部署の先輩として放っておけなかっただけだった。
「我ながら損な役回りだぜ。給料上がるわけじゃねぇのによ」
『まあまあ、倉持のそういうところ、ちゃんと見てるやつはいるって』
「キャプテンみてぇなこと言うんじゃねーよ」
『だって、元キャプテンだし』
御幸のにやけ顔が思い浮かんで、二人して笑う。仕事で疲れたとき、こうやって同窓の仲間と言葉を交わすのは楽しい。きっと御幸も同じ気持ちなのだろう。
『つーか、そろそろ彼女できたかよ』
「あ? ・・・んなもんいねぇよ」
ふいに投げられた問いに、思わず歯切れ悪く答えてしまう。倉持の語感の違いを聡く感じ取った御幸は、鬼の首を取ったように問いを重ねる。
『お、なになに。満更じゃない感じするけど、聞かせろよ』
「るせーな、なんもねぇって」
倉持は重たい溜息をついて、すでに半分ほど飲み進めたビールで喉を濡らす。
言えるかよ、付き合ってもいない会社の後輩に手を出した、なんて。
『いいじゃん、たまには恋バナ聞かせろよ』
「恋バナって・・・いい歳して若い言葉使うなよな」
『倉持と話すとさ、高校のときの感覚になっちまうんだから仕方ねーだろ』
電話越しの御幸は楽しそうに笑う。野球部のチームメイトであり、クラスメイトでもあった御幸と教室でしていたことといえば、スコアブックを見るか、後輩の調子がどうだの、自分の打率がどうだの、結局は野球関連ばかりだった。そのおかげか、お互いの声を聞くだけで当時の若い感情が頭の中を駆けるようだ。
「まーな。・・・恋バナね。そんな気楽なもんじゃねぇよ」
『俺の一軍復帰のお祝いで聞かせてみろよ』
「まだ戻ってねぇだろ」
『細かいことはいいんだよ。すぐ戻るんだから』
御幸になんか話してたまるかと思う一方で、弱音は喉元までせり上がってきていた。
他人に話すようなことじゃない。だが、職場とは無関係な御幸にだったら、聞いてもらうくらいは許されるかもしれない。
「・・・会社の後輩、付き合ってるわけじゃねぇんだけどよ」
倉持の声音の低さになんとなく状況を察した御幸は、電話の向こうで自分の髪をぐしゃ、と掻き上げる。
軽い気持ちで聞いてみたところ、まんまと地雷を踏んでしまったようだ。これは長電話になるぞ、と覚悟する御幸。耳元に当てた受話器を離して、通話モードをスピーカーへ切り替えると、キッチンからミネラルウォーターを持ち出した。
*
倉持は御幸に、残業をきっかけに一線を越える関係となった後輩のことをとつとつと話した。いつもなら笑って茶化してくるはずの御幸だが、真剣に傾聴する態度に倉持は怪訝に思う。
だが、誰にも言えなかった思いを口に出すと、気持ちの整理ができるような気がして少しばかり救われた気分にもなった。
『今はその子、倉持に対してどんな感じなの』
「あー・・・取り繕おうとしてんのが全部わかるっつーか、無理やり笑ってんのが丸わかりなんだよ」
彼女が自分を前に明らかに動揺しているのは手に取るようにわかった。できるだけ普段通りを意識して、無理に道化に徹しようとしていた。
だが、彼女の瞳の奥の揺れを感じ取るのは容易だったし、倉持自身もそれに感化されなかったと言えば嘘になる。
『それってつまり、彼女は倉持に嫌われたくないってことだろ』
「そういうことになんのか」
『彼女に会ったわけじゃねーから言い切れないけどさ。よくいるだろ、肉体関係になった途端、馴れ馴れしくなるやつ』
苦々しい御幸の物言いに、お前そんな経験あるのかよと突っ込みそうになるのを倉持は抑える。
言われてみればそうかもしれない。意識しすぎるがゆえに、ぎこちない表情をしていた大森。それはきっと、倉持に対してわきまえた人間でいたいという彼女なりの努力だったのだろう。
「・・・なるほどな」
『もうその時点でさ、その子が倉持のことをどう思ってるか、わかってるようなものじゃん』
大森が自分をどんな目で見ているかは、倉持なりに理解していたつもりだった。だが、もしそれが自惚れだとしたら。彼女の気持ちを勝手に信じて、いつか自分の前から去られてしまうとしたら・・・。
他人と思いが通じ合うというのは、そんな簡単なことじゃない。
『倉持さ、大学のときのこと、まだ引っ掛かってんだろ』
「・・・自分としてはそうじゃねぇつもりなんだけどな」
倉持はテーブルに置いたビールに口を付ける。苦い思い出と言ってしまえばそれまでだが、確かに御幸の言う“大学のときのこと”がきっかけで踏み出せないでいるのかもしれない。
『野球で飯食ってる俺の立場で言うのも説得力ないかもしれないけど、そりゃあ野球の方が大事だろ』
野球推薦で入学した大学で、倉持は高校時代と変わらず毎日グラウンドで汗を流していた。
野球漬けの高校時代は恋愛事に関心はなかったが、大学進学後は彼女のいる友人も周囲にいたし、自分もいつかはという思いはあった。「野球をする姿が素敵だった」と声を掛けてきた“彼女”と交際が始まったのは、大学2年のときだった。
しかし、野球部のレギュラー争いは熾烈を極めていたし、選手権大会が間近だったこともあり、彼女と過ごす時間は次第に減っていった。
『俺は倉持が悪いとは思ってねーよ。野球あっての俺らじゃん』
「・・・まあ、な」
しばらくして彼女から告げられたのは「私なんかより野球が大事なんだね」という冷ややかな言葉だった。
活躍する自分の姿を彼女に見せたくて練習に励んでいた節もあったし、彼女もそれを理解してくれていると思っていた。自分が野球を好きな気持ちと同じくらい、彼女も野球を好いていると信じていた。
だが、心が通じているなんて、思い込みだった。
倉持はビールをもう一口飲むと、息をついて俯く。当時の自分が若かったせいもあるが、自分の好きなものを否定されたのは相当なショックだった。
だからこそあの日、自分のする野球の話を楽しそうに、目を輝かせて聞いてくれた大森を愛おしいと感じた。自身の中で輝かしい思い出として残る甲子園の記憶を共有し、グラスを傾けたあの時間はかけがえのないものに感じた。
『そろそろ踏み出すときじゃねーの?』
「ほんとにな・・・」
朝の給湯室でコーヒーを淹れる彼女に声を掛けたのは、あの日二人で迎えた朝のコーヒーの香りが恋しくなったからだ。甘く潤んだ瞳で自分を見上げ、縋るように顎を上げる大森を抱き寄せ、口付けたいとも思った。
しかし、過去の恋人との気持ちのズレが重くのしかかり、彼女の気持ちを受け止めるのが怖い。
『まぁ、倉持がモタモタしてる間に、その子取られねーように気をつけろよ』
久々の御幸の軽口に、倉持は「余計なお世話だ」と苦い顔をしながらビールを呷った。
「悪かったな、長電話に付き合わせちまって」
『いいってことよ。俺と倉持の仲だしな? 楽しかったぜ、恋バナ』
「キメーこと言うなよ。・・・ま、でも、助かった」
『おいおい、素直なのやめてよ。なんか気味悪いぜ』
「るせぇな。お礼にプロテインでも送ってやろうと思ったのによ」
『え、それすげー助かる』
プロ野球選手の大事な時間をもらったのである、これくらいは返さないと倉持の気が済まない。御幸は『住所教えるから、すぐ送れよ』と冗談ぽく笑った。
「いつも飲んでるやつあったら、あとで教えろ。迷惑なくらい送りつけてやるよ」
『ああ、頼むわ。倉持の想像の倍は飲んでるからな。お言葉に甘えてお願いするわ』
悪友のように笑い合って、倉持の「じゃあまたな」の言葉で通話を切る。
スマホをソファに転がして、大きく息を吐く。ほんの少しだけ残っていたビールを飲み干すと、冷蔵庫から缶ビールをもう一本取り出しに立ち上がった。
静かになった部屋で一人、アルコールに浸る。酔いが進むにつれて、大森と熱に溺れた記憶がまざまざと蘇ってくる。
涙を堪えながら抱きついてきた大森の柔らかな身体。荒い息で絡み合った唇。従順な態度で俺を受け入れる大森の献身さが思い出され、胸が締め付けられる。
あの日、「洋一さん」と小さく呟かれた大森の声に返事ができていたら、今ごろどうしていただろうか。情けないが、彼女を大事にしたい思いとは裏腹に、真剣に向き合うことに躊躇している自分がいる。
会社で見せた大森のぎこちない笑顔が脳裏をよぎる。不器用に取り繕ったその笑顔は、俺を気遣う彼女の優しさそのものだった。
だが、本当に見たいのは彼女の心から溢れる屈託のない笑顔だと、今さらながら気が付く。あの夜、熱に溺れた彼女の蕩けた表情とは違う、ただ純粋に幸せそうな笑顔を浮かべていてもらいたい。
冷えた缶ビールを手に、ゆっくりと一口、唇を潤す。いつもより少し苦いその味に渇を入れられているように感じて、自らのセンチメンタルさに驚く。
「昼飯でも誘ってみるか」
精一杯に考えを巡らせて出てきたのは、我ながら可愛らしい案であった。
自分と大森の間に足りないのは、共に過ごす時間だ。肌と肌を重ね合わせる時間ではなく、お互いを知るための、ただ一緒に笑い合えるような時間。
スマホを手に取り、会社周辺のランチ営業の店を検索する。彼女の好きな食べ物はなんだろうかと考えて、それすらも知らない自分に溜息が漏れる。
「酒が好きってことくらいしか、知らねぇのかよ・・・」
さすがの不甲斐なさに自分を嘲笑したくなる。とはいえ、わからないことを考えたところで、答えは一向に出てこない。まずは「お前の好きなもの食べに行こうぜ」そうだ、これだ。
平日の夜、明日の出勤を考えると気がすり減る思いだが、疲れた体に反して、気分はどこか前を向き始めていた。倉持はビールをもう一口含むと、リモコンを手に取り、暗く沈黙していたテレビの電源を入れた。
独白 終わり
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