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何かがツボに入ったのか突然笑い出すすち君とそれを見るなっちゃん

「あははっ!ははっ、ひぃ、とまんない、あははっおもしろっ!ふふっははっまって、ひぃっちょっと!笑わさないでよっひまちゃんっ!あはは!ふふっあははっ」
「…俺そんな変顔してねぇぞ」
「ひぃ、あはっはっふっ、ん、っふふだめだぁ!めっちゃ、おもしろっ」
「お前ツボり過ぎたろ…」
「だってっふふっ涙出てきたっやばっあははっ」 
「もうなんでも笑うじゃん」

けらけらとお腹抱えて目に涙をためて笑うすち君………

「なぁいるま君」
「ん?どうしたみこと」
「ちょっと叩いてくれへん?」
「はぁ?なんで?」
「すち君可愛すぎて襲いそう」

めっちゃかわええ、果てしなく可愛いい、あとちょっとエロい
俺が素直に今の気持ちを言えば、呆れたような視線で俺を見て一言

「…連れて帰ればいいだろ」

……そやね。お持ち帰りしちゃえばいいか

「うん、そうする…すち君!帰ろ!」
「ふふっはは、うん、…っふ、あーだめっとまんないっ!あはは!ひぃひぃ、つらっははっ」

返事をしてくれるものの、笑いがとまらんのか笑い続けてる、涙目、赤い顔…ちょうどすち君が壁際にいたからバンッと壁に手を付きにっこり笑って

「すーち君、口塞ぐよ?」
「っ!いまはだめ」

手で口を塞ぎさらに顔を真っ赤にさせるすち君

「あ…笑いとまった…ありがとう?」
「どういたしまして、さ、すち君帰ろうね」
「え、え、みこちゃん?引っ張んなくてもいくよ?ちょっとぉ…みこちゃん?」

可愛いとエロいを同時にしないでほしい、俺の頭おかしくなりそうだから


「いるま、何あれ」
「なんか笑うすちがみことに刺さったらしい、わからんでもないけど」
「何が刺さったんだ…アイツただ笑ってただけだろ」
「説明しよう!」
「うぉ!突然なんだよ、こさめ」

俺といるまの間に入るように、顔出したこさめ

「2人とも距離近いんだよ……えっと、みこと君にはね、笑うすち君がエロく見えたんだよ、涙目で赤い顔して浅い呼吸を繰り返す恋人、エロく見えるに決まってるよね!」
「ど、どうした、こさめ?」
「こさめ、みこと君の気持ちわかるよ、さっきのすち君めっちゃ表情エロかったし、あれがなつ君だったらこさめも連れて帰ってるよ、みこと君はよく耐えたこさめならその場でキスくらいしてる」
「は、はぁ!?」

な、なに言ってんだよ!コイツは!別にアイツ笑ってただけじゃん!どこがエロかったんだよ!と困惑してれば、すちとみことが出ていった扉から首を傾げつつ、らんがはいってきて

「ねぇみんな今すれ違ったすち、顔真っ赤だったんだけどなんかあった?」

「みことの奴我慢できなかったな」
「だね」
「すちぃ!!生きろ!!」
「え、え?何?」

なんか、なんとなくわかった!すち、いきろ!しぬな!何されたかまではわかんねぇけど!生きろ!



部屋から出て、みことちゃんに引っ張られながら歩く

「ねぇ、みことちゃん!どうしたのそんな急がなくたっていいじゃん」
「……すち君」
「みこと、ちゃん?んっ!んんっあっ」

名前を呼ばれて突然口を塞がれた、両手で耳をおさえられて、顔を固定されて舌をいれられて頭ん中で音が響く、それがきもちよくて、力が抜けて崩れ落ちそうになれば、顔を固定していた手が離れて片手で腰を支えられる

「ふっあ…」
「ここで、これ以上のことしてもいい?」

ブンブンと顔を横に振る

「やろ?やから、帰るよ」

なに、なんでぇ?俺なんかそういう雰囲気だした??
なんでこうなった??え、え、わかんない!!なんでぇ!?




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