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珍しく全員がオフで揃った会議が終わって、そのままの勢いで全員で飲みに行こーぜ!っとなつが提案したのをきっかけに、全員がいいね!それじゃあどこいくー?なんて会話をしたのが数分前、早い時間だったのもあって個室のある居酒屋に入れたのはよかった、そこまではよかったんだ、誰が予想できたよ……

異変は店について飲み始めて少しした頃、俺とみことはお酒弱えから度数低めで最初に頼んだのを少しづつ飲んでいた、それでもふわふわっとした気分で俺はにこにことしていたし、みことも顔を赤くしてた。一方でそこそこ飲めるなつやこさめがわいわいして、このツマミ美味しいって酒よりツマミばっか食べてるらんの横で、俺達を見ながら楽しげに飲んでたすっちー、顔も赤くないしいつも通りに見えたからやっぱ俺等のなかで酒強いのはすっちーかね…なんて考えてたら

「らんらん、こっちむーいて」
「ん?何すち?」

ちゅっ

呼ばれて振り返ったらんの頬にキスしたすち、突然のことで全員が言葉を失った

「…へ?」
「らんらん可愛いー!ね、もっかいしていい?」
「す、すとっぷ!すとっぷ!熱烈なのは嬉しいけど、ど、どうしたの!?」
「だめ?んーならひまちゃーん、ちゅーしよ」

顔は赤くないもののよく見れば目がとろんとしてて眠たげに見えるその目、そして机の上のコップの数…コイツ相当飲んでるな!?そうやって俺が現状を確認している間にらんの次にそばにいたからなのか、なつにふらふらと近寄るすち

「すち、おいっ、ちょっと待てって」
「すち君!なつ君はだめ」
「えぇ…じゃあこさめちゃんは?」
「こさめもダーメ!するならいるま君かみこと君にしなよ」
「ちょっ、俺を巻き込むな!!みこと、みことにしろ!」
「おぁ、俺?え、なに?」
「みことちゃん、ちゅーしよ」

すちはなつにキスをするのをこさめに止められムスッとしながらこさめにもしようとし断られさらに不機嫌そうになるすち、そしてなぜが巻き込まれた俺はみことに全て押し付け避難する、みことは酔ってるのか俺の声に、何事?となってるが時既に遅し、もたれかかるようにすちが抱きつく

「すち君?どしたの?」
「ちゅーしよ」
「ええよ」

みことはあっさりとキスをするのを了承して自らキスをする、頬じゃなくて唇に、しかもアイツ舌いれやがった!?

「んっんん、あ…」
「おしまいっすちくーん?」
「…みこと…もっかい…」
「だーめ!家に帰ってからしてあげるから寝なさい」
「んー、わかった、やくそくね?」

ぎゅっとみことに抱きついてそのまま寝てしまうすち、取り残された俺達は顔を見合わせ、頷き、俺が全員を代表して思ってること叫ぶ

「みこと!お前、すちとどこまでいってんだ!」
「…最後まで?」

何を今更??みたいな顔して言うんじゃねぇ!こちとら初耳だ!その後は全員でみことに質問攻め、いつから付き合った、どっちから告白しただの、なつにいたってはどっちが上?なんて質問をしてた、それは聞いてやるなよ…みことも答えるな…すち後で恥ずか死ぬんじゃねぇか?そして今後はすちに飲ませる時は注意することを決め解散した
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