あの子と
君は何時もひとり
誰もいない部屋で　7/23
手を伸ばした先には
輝く星のひとつ
水の音が響く
傷跡が痛むのは
隠した瞳の奥に
カレンダーにつけた印
手に持った本を閉じて　7/22
風に靡くその髪に見惚れた
隠れて泣く君の笑顔
檻に閉じ込めた気持ち
気持ちを隠した代償
晴れた空と君の笑顔
海に沈むように堕ちる
乾いた心と化粧水
コップから溢れる
冷めた珈琲をひと口
何も無いはずのこの足には
光る汗とスポーツドリンク
私を照らす強い光
スタートボタンは自分で押すの
口から出るのは嘘ばかり
膨らむ風船と1本の針
流れる血は本当に綺麗？　7/25
何かを隠すように笑う君は
君と側に永遠に　7/21
桜の木の下で約束
夕焼け空と自転車　7/24
蝉の声が遠くで聞こえた
ティーカップは君とお揃い
本棚に隠した秘密
クッキーの甘さと珈琲の苦みが君のよう
指切りと本音　7/20
甘い香りはどこから？
響く心臓の音が五月蝿い
ココアを飲む君はまだ子供　7/27
切れない刃物ほど怖いものはない
髪を伸ばす理由
ピアスは痛みの数だけ
君の魔法にかかるんだ
世界一長い1秒間
雨に濡れる君は今にも消えそうで
抱えた不安はいつの日か
君に見つめられると動けない
からんっと鳴る　7/30
鏡に写る私は私じゃなくて
繋いだ手はとても冷たかった
恋は万病に効くのか
青い空は俺を嘲笑うようだった