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とある日の会議室前、集合時間数分前俺とこさめはなかなか部屋に入れずにいた

「なぁこさめ、これ入ってもいいと思うか?」
「え…わかんない…でも入りづらくない」
「なっちゃんにこさめ、何してるの?」
「部屋、入らんの?」

二人で入るタイミングを見計らっていればらんとみことが不思議そうに声をかけてきた

「いや、な?」
「ね?」
「なんかあったの?」
「中の音きいてみ?」

俺の言葉に不思議そうにしながらも扉に耳を当てるらんとみこと、俺とこさめも扉のそばで聞き耳を立てる

「いるまちゃん、もっと」
「いいぜ」
「んっあ…」
「すっち、どう?」
「いぃっ」
「もっと強くするぞ?」
「お願い」
「おっけー」
「んんっきもちっ…」

声だけだとナニしてるように聞こえる…やべーのか?やべーことしてんのか?ちょっと見てみたい気もするんだよな、いやアイツらのことだしやべーことじゃねぇんだろうけど

「すっちー、どうする?もっとする?」
「いるまちゃんが、いいならもっとして?」

「いるまストップ!!!」
「すち君!!」

二人の会話を聞いたらんとみことが会議室の扉を勢いよく開けた

「あ?なんだよらん」
「どうしたの二人共?」

扉を開けたそこには椅子に座ったすちとそのすちの肩を掴むいるま、だよな、そんなことだろうと思った

「あ、そうだよね…そんなわけないか」
「すち君?」
「みことちゃんどうしたの顔赤いよ?熱ある?」
「俺の勘違い…」
「ん?」
「…そういうことか、お前ら俺とすっちーがエロいことしてると思ったな?」
「え!なんで!?いるまちゃんが肩揉んでくれてただけだよ?」
「すち君…あれはそうは聞こえない」
「すち…お前の声、無駄に色気あったぞ…」

俺とこさめはすちの肩をぽんっと叩きそう言った、それにすちはえぇ?とよく分かってなさそうな返事をする

「確かに色気あったな、強くするたびに声漏れてたし」
「…俺そんなに声出てた?」
「出てた出てた、なぁこさめ」
「ねぇ、だからこさめ達部屋の前でどうしよって悩んでたんだよ」
「まぁお前らの勘違いだよ、そもそもすっちーはみこと一筋じゃん俺とするわけねぇだろ」
「そうだよ!俺みことちゃん一筋だし、いるまちゃんだって、らんらん大好きだもん!しないよ!」
「おいっすち!」
「だって本当じゃん!いっつも俺に惚気けてくるんだから!」
「お前も変わんねえだろ!ディスコ晒してやろうか!」

俺達のことを放って置いているまとすちはお互いの恋人について話し出す、お前ら気づけ…らんは顔真っ赤だしみことは目がガチになってんぞ、今すぐにでも逃げろすち

…このあと会議だけど、できるのか?
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