関東組にょた化
文化祭、私のクラスはチャイナ喫茶とやらをすることになった、それは別にいいの私はキッチンで料理を準備することに、なったから…うん、なったはず…なんだけどな
「緑谷さん!」
「嫌!」
「貴女が着たら絶対に人くるから!」
「嫌だって!そんなの可愛い子が、やればいいじゃん!私は制服とエプロンでいいよ!」
「私の目は誤魔化せないわよ!緑谷さん絶対に似合うから!」
「委員長しつこい!」
何故か投票でウェイター係の子だけじゃなくて私もチャイナ服を着る話しになった、嫌だと拒否したら委員長が絶対に着せるとしつこく迫られる、やだよ文化祭らんらん達もくるんだよ絶対面倒くさいって写真撮らせてって煩くなるの想像できるもん
「おーい、女子は決まったか?」
「決まったけど了承してくれないの!」
「やだって!!いるまちゃん助けて!」
私は壁にもたれ掛かりつまらなそうにしてるいるまちゃんの後ろに隠れれば驚くいるまちゃん
「はぁ!?なんだよ!」
「私嫌なんだって」
「着ればいいじゃねぇか、お前細いから似合うんじゃねぇの?」
「いるまちゃんもそういうこと言うの!?らんらんに似てきたね!?」
「…おい委員長、こいつに着せろ」
「うわぁ!ごめんっているまちゃん!」
「緑谷さん観念しなさいな!……もっとスリット深いやつにするわよ…」
「なぁんでぇ…そんなに着せたがるのぉ…」
「似合うからだろ」
「そうよ!」
なんでそんなに似合うって確信してるの…私が着たって似合わないって…
「それに俺も着るんだから、お前に決まったんなら逃さねぇ道連れだよ、一緒にらんの相手してもらう…なぁすち着るよな?着ないなんて言わせねぇよ?」
「え……」
がしっと手を掴まれてそういわれる…え…男子側いるまちゃんになったの?
「いるまちゃんがチャイナ着ることになったの?」
「仕方ねぇだろ多数決で決まったんだから、まぁ女装じゃねぇだけまし」
「らんらんに言ったほうがいい?」
「言うんじゃねぇ!ぜってぇ騒がしくなるから当日まで黙っと
けよ!それにすちお前も着るんだからな!」
「…えぇ…着なきゃだめぇ…?」
「着ろ」
「……はぁ…わかった着るよ」
「……やけに素直ね…」
「いるまちゃんに文句言っても私口で勝てないもん」
勝てない勝負はするもんじゃない、面倒なだけだし…はぁ…やだなぁ…みことちゃん呼びたくない…でも文化祭は絶対に呼んでって言われっちゃったしなぁ…どうにかして隠れられないかな…
「逃さねぇからなすち」
「逃がしてよ…はぁ…私も男用の着たい…」
「まぁそれも似合うだろうな」
「いるまちゃんが代わりに私の着ない?」
「着るかよ、似合うんだからお前が着ろよ」
「ねぇ…あなた達本当に付き合ってないの?」
「「それはない」」
なんでみんな私といるまちゃんが付き合ってるっていうのかなそんなことないってずっと言ってるのになぁ…
「いるまちゃんのせい?」
「何が?」
「私といるまちゃんが付き合ってるとか言われるの」
「知らねぇよ、勝手に勘違いしてるやつなんてほっときゃいいだろ、俺は変な女寄ってこねぇし楽だけどな」
「私も減ったけど…」
「なら良くね?」
「私はいいけどみことちゃんが…」
「あぁ…怒りそうだな」
「そうなんだよね…」
みことちゃん嫌がりそうなんだよね…俺のなの!って言いそう…嫉妬すると嬉しいけど面倒なのよね…離れなくなるし
「私思うんだけど、言ってもいいかしら」
「なぁに?委員長」
「距離が近いからよ」
「え?」
「そうか?」
「掴む位置はあれだけど手を繋いだままだし、よく並んで歩いてるし、さっきだってさらっと言うから流したけど細いから似合うって…なんで緑谷さんが細いの知ってるのよ」
「……なんで?」
「らんがうるせぇから、それにお前家だと身体のライン見える服着るだろ」
「まぁ…家だし…たまには着るよ、それになつみちゃんが着て欲しいって言うから」
「らんもお前もなつみに甘いよなぁ…」
「なつみちゃん可愛いもん」
「家に行く仲…」
委員長が顔に手を当てぼそっとこれで付き合ってないのバグでしょ…とか言ってるけど、いるまちゃん一人だけきてるわけじゃないからね?それに私にはみことちゃんいるんだけど…