短編集


「や、あ、みこっとっ!」
「なぁに?」
「い、かせって!」
「だーめ」

なんでこうなったんだっけ?
最初はいつも通りだった、ただ珍しく俺じゃなくてみことちゃんから誘ってきたんだ、だから嬉しくって俺は何も考えずに返事したんだよね



ベッド上、今から寝ようとしてたところにみことちゃんがきて誘ってきたんだ

「すち君、今日抱いてもええ?」
「うん!」
「即答やん」
「あははっ…恥ずかしっ……」
「…なぁすち君…俺、今日したいことあるんやけど…」
「なぁに?」
「まだ秘密」
「教えてくれても良くない?まぁいいけど」
「ありがと、じゃあすち君服脱いでよ」
「脱ぐの?」
「脱ぐんよ、脱がせたほうがええ?」
「それは…いや…」
「せやろ?」

寝転がってた俺は服を脱ぐために起き上がり、上を脱いだところでみことちゃんが"手を貸して"と言うからそのまま俺は手を前にだせば

カチャンッ

「えっ?」
「今日は俺に全部させて?」
「え…それが今日したいこと?別にいいけど…なんで手錠…?」
「うん、これならすち君俺のこと止められへんやろ?」

そう言ったみことちゃんの顔は獲物を捕まえた獣のようで、なんかヤバいかも…?と思ったけれどそれは後の祭り、起こしてた身体を押されてポスっと布団に倒されて

「今日はたくさん気持ちよくなってな」

と言ってみことちゃんは笑ったんだ



俺の下で喘ぐすち君は手錠をかけて、コックリングでイケないようにされてる、まぁしたのは俺やけど

「んっ!や、あ"、あ!」
「きもちっ?」
「いいっ!いいからっ!」
「よかった、ならもっと気持ちよくなってな?」
「ひぃっ!」

すち君のを上下に擦りながら、乳首をつねればビクッと跳ねる身体…開発したろかな…乳首をつねったままクリクリと指を動かしてもう片方はパクっと咥えて舌で舐めて転がして音を立てて吸う

「んんっ~!やら!ちくび、すっちゃやっ!」
「ひもひぃ?」
「んんっ!あっ!やっそこで、しゃべん、ないでっ!」
「ぢゅっ」
「あっ!」

開発せんでもめっちゃ敏感やん…

「もしかして自分で触っとる?」
「っ!さわっ!てない!」
「ふーん?なら元からなんやね」

カリッと軽く噛んでみれば目を見開いて可愛らしい嬌声が部屋に響く

「んひゃっ!っっ!!やっら!やっいけ、ないっイきたいっ」
「かわえ…」
「あ、あ"、みこと、やだぁ!はずっして、よ!」
「やぁだ、俺に全部させてって言うたやん?それに俺すち君のこと一回飛ばしてみたいんだよね」
「にゃらっ!あっ!」

俺はすち君のを舐めて、咥えて唇で扱いて先っぽをちゅっと音をわざとたてて吸う、そうすれば気持ち良すぎるのか手錠をした手が俺の頭を必死に離そう押してくるけど全く力が入っとらへんから離れることはない

「あ"!っ!っんー!ん~~っ!!っっ!!」

すち君は背中をのけぞらして足をピンっと伸ばしてガクガクと痙攣する、でてないけどイッたんやろな

「や、あ、あ"ら、や、ら、いけなっ!きもひぃ!みころ!たひゅけて!」

いじめとるの俺やのに俺に助けてってもう…かわええんやから

「すち」
「はず、してぇ!もう、やらぁ!」

涙をその赤い瞳に溜めてすち君は泣き出して、やだ、やだとグズりながらも俺の与える刺激で身体をビクつかせる

「っん!やだ!やだ!もうだしたい!」
「もう少し解せたらな?」
「やぁら、もう、はず、してよ!」
「今日は一回でおわるから…な?もうちょっと耐えて?」
「もぅ、やぁら…」

指を入れて解しながら攻めてればもう限界と手をギュッと握りしめて止まらない涙でたすけてとやだ、やだと俺に懇願するのが下半身にくる、もう…無理、用意しておいたスキンの封を口で切って手早くつけて

「すち、挿れるよ」
「!やだ!いま、」
「まだ外さんよ?」
「ひぃっ!いっ!あ"……い"!」
「気持ちよさそうやね?」

腰をぎゅっと掴んで突いてあげれば目を見開いてガクガクと痙攣する

「んーー~~!、っ!」
「そろそろ外してあげよっか」
「っ!は、や…くっ!」

すち君のを手で握りながらコックリングを外して

「すち、もう我慢せんでええよ」

熟知してるすち君のいいところを狙って腰を抉るように動かせば声も出さずにイッて無意識なんやろうけどすち君の脚が俺の腰を抱いてギュッと離れないように締める

「っっ!!」
「、はは…可愛い、俺がイクまで頑張ってな?」
「やぁだ!!もう!むりっ!!」
「大丈夫やって気持ちいいだけやから」
「みころのばかぁ!やら!もうやらって!」
「離さんのはすちやで?」

手錠をかけた腕を掴んですち君の頭上に抑えつけてキスをする、フェラしたし嫌がるかもなぁと思ったけどそんなことはなくて舌を入れても素直に俺を受け入れて舌を絡めてくれる

「、ふっ…ん"…あ…」
「ん、すち…これで最後にしたるからたくさん気持ちよくなって?」

腰を動かして奥を突けば刺激されるたびに、悲鳴のような高い嬌声が響く

「ひっ!やだ!まって!あ、あ!こわいっから!どっかいっちゃ、う!やら、やら!」

快楽を逃がそうとしてるのかカチャカチャと頭上でまとめた腕を動かす音、シーツをぎゅっと掴むように足の指を握るすち君

「みころぉ!やら!たしゅけへっ!こあいっ!や、ら!」
「舌っ足らずで可愛いな、っそろそろ俺もイクからっ」
「はやくぅ!ん、あっあ…もう、やらぁ!っん、」
「っイク、よ!」
「っんん"ーーーっ!、!っ、!………、…っ……」

一瞬大きくビクっと跳ねて力が抜けてベッドに沈むすち君は意識がおちてて気づかぬ内にイッてたのかすち君の薄いお腹の上に白い液体が散っててそれがまた扇情的で……生でもう一回してもええか?だめか?

「駄目…やよね……流石に意識ないのにするのは鬼畜すぎるやんな…」

それよりあとでちゃんと冷やしてやらんとなぁ…腕赤くなっとるだろし

「……みこ…と……」
「あ、すち君おきた?」
「…、みことのばか」
「うえぇ!」
「はやくこれ外して」

起き上がれないのか転がったまま腕をこちらに差し出して外してと言うから外してあげれば両手を広げて

「んっ」
「え…?」
「ぎゅってして…」

は?え…?少しむくれながらもじっとこっちを見て早くと腕を揺らすすち君…ご希望通りに抱きしめてあげれば

「やっとできたぁ…ふふ…みことだぁ…」

力はあまり入ってないもののぎゅっと抱き返して笑うすち君、ずっとしたかったんやね今日は俺ができんようにしちゃったからな、うん…すち君ひっつくの好きやもんな…

「……もう一回してええ?」
「やだ」
「なぁ…だめ…?」
「だめなもんはだめ…おれもたないよ…だすもんないし…」
「なぁ…すちくん…」
「だぁめ!そんな可愛い顔してもだめ!」

ちぇ…ダメかぁ…すち君俺のこの顔に弱いしいけへんかなぁて思ったけどダメだった…んー残念…

「今日はやだお風呂連れてって」
「はーい、仰せのままに」

今日はええか可愛いすち君見れたし、ただ…試したい道具まだあるんよね…まぁこれは今度使わせてもらえばいいや

「…みこと、ちゃん?」
「ん?どうしたの?」
「なんかいま変なことかんがえた…?」
「気の所為やない?」
「……俺…連続は無理だからね…?」
「なんのこと?」

もしかしてバレとる…?だとしたらバレてて良いって言ってくれてるん?するよ?俺するからな?1個ずつ試すからな?

後日、俺は「試したいのはわかったから!事前に言って!!」とすち君に怒られました。やることは止められませんでした。なんだかんだ乗り気なのすち君ってえっちやよな…

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