短編
◎
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※ギャグ
「俺は日本人だっつーの!」
そう言うと燐は、そのまま後ろのクッションに倒れた。
「まあまあ、そうは言っても英語のテストで合格点取らないといけないんでしょ? ほら、頑張って!」
終わったらゴリゴリ君一緒に食べよ? とご褒美をちらつかせると、食う! とすぐさま飛び起きるあたり、やっぱり燐って単純だなあ、なんて思う。
英語のテストを明日に控え、今は私の部屋でテスト勉強中。燐の学校での成績があまりにも悪いため、次の英語のテストで合格点を取らないと任務には連れて行けないと雪男から告げられたらしい。
そして、英語の勉強を教えてくれと泣きつかれたのが数時間前。
「なんでもっと早くこなかったのかなあ」
「俺もいろいろ忙しかったんだよ」
「いろいろって?」
「………」
英語の教科書をパラパラとめくっていた燐の手がパタッと止まった。
「……い、いろいろはいろいろだよ!」
そんなことより、これ答え合ってんのか? とあからさまに話題を変え、テキストを渡してきた。きっとテストの存在自体忘れていたんだろうな、と思い苦笑しつつもどれどれ? と机の反対側からテキストを覗き込んだ。
問3.空欄に適切な単語を入れなさい
(1)あなたの言っていることがわかりません
( ) do you ( ) ?
「…………」
「…………」
「……」
「……」
そのままお互いしばらく沈黙が続いたが、ついに痺れを切らした燐が囗を開いた。
「……あ、合ってんのか?」
「…」
いつまでも無言の私におーい、名前? と私の目の前で手をヒラヒラさせる。
「……ふふっ」
「!!」
「ふふっ……あはははは! ちょっと燐! これ真面目にやってるの?」
「な、なんだよ。何が可笑しいんだよ!」
「だってこれ…」
いきなり笑い出した私に、一気に燐が不機嫌モードになる。
「ごめんね? つい…」
どうやら明日のテストで燐が合格点を取るのは、難しそうです。
「俺は日本人だっつーの!」
そう言うと燐は、そのまま後ろのクッションに倒れた。
「まあまあ、そうは言っても英語のテストで合格点取らないといけないんでしょ? ほら、頑張って!」
終わったらゴリゴリ君一緒に食べよ? とご褒美をちらつかせると、食う! とすぐさま飛び起きるあたり、やっぱり燐って単純だなあ、なんて思う。
英語のテストを明日に控え、今は私の部屋でテスト勉強中。燐の学校での成績があまりにも悪いため、次の英語のテストで合格点を取らないと任務には連れて行けないと雪男から告げられたらしい。
そして、英語の勉強を教えてくれと泣きつかれたのが数時間前。
「なんでもっと早くこなかったのかなあ」
「俺もいろいろ忙しかったんだよ」
「いろいろって?」
「………」
英語の教科書をパラパラとめくっていた燐の手がパタッと止まった。
「……い、いろいろはいろいろだよ!」
そんなことより、これ答え合ってんのか? とあからさまに話題を変え、テキストを渡してきた。きっとテストの存在自体忘れていたんだろうな、と思い苦笑しつつもどれどれ? と机の反対側からテキストを覗き込んだ。
問3.空欄に適切な単語を入れなさい
(1)あなたの言っていることがわかりません
( ) do you ( ) ?
「…………」
「…………」
「……」
「……」
そのままお互いしばらく沈黙が続いたが、ついに痺れを切らした燐が囗を開いた。
「……あ、合ってんのか?」
「…」
いつまでも無言の私におーい、名前? と私の目の前で手をヒラヒラさせる。
「……ふふっ」
「!!」
「ふふっ……あはははは! ちょっと燐! これ真面目にやってるの?」
「な、なんだよ。何が可笑しいんだよ!」
「だってこれ…」
いきなり笑い出した私に、一気に燐が不機嫌モードになる。
「ごめんね? つい…」
どうやら明日のテストで燐が合格点を取るのは、難しそうです。
A.(Sore) do you (imi)?
( 違うのかっ!? )
( ある意味当たってるかも )
( ……え? )
A.What do you mean?
( 違うのかっ!? )
( ある意味当たってるかも )
( ……え? )
A.What do you mean?
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