キミと行く。
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宴から帰ってきた夜。
身に付けていた宝飾類を外し、化粧も落として身を浄めた。
温かな湯気を出したリンネは湯冷めしないようにと明日の仕度を適度に済まして自分の部屋へ行こうとする。
のだが、止められた。
「何処に行くんだリンネ?」
「何処って自分の部屋にですよ」
帰ってきてまた酒を飲んでいるローマに少しだけ呆れながら「おやすみなさい」と挨拶を済まして部屋から出ようとした。
「だから何処に行くんだって」
ぐいっと腕を引かれ、ローマの胸に倒れこむ。
「何処って自分の部屋です!朝は早いから早く起きないと駄目なんです」
「そうか、朝早いのか」
「はい、ですから」
離してといいかけた所で体が浮かんだ。
ローマに軽々と米俵の様に担がれたリンネ。
「あの、ローマさん」
リンネは嫌な予感を感じる。
「私を何処に連れて行く気なんですか?」
「何処って俺の寝室だ。やっぱ夫婦なんだから一緒に寝ないとなぁ!」
にこにこと笑うローマに「え」と固まる。
「リンネの部屋で寝てもいいけどリンネの寝台じゃあ小さいだろ」
「ローマさんと一緒に寝る・・・?」
嫌だ嫌だ、とリンネは暴れるがびくともしない。
それどころか落ちると危ないからと脇に抱え直されてしまう。
「う゛~・・・」
明らかな力の差にリンネは抵抗を諦めた。
その変わりに聴こえてくる唸り声。
「そんなに俺と一緒に寝るのが嫌か?」
何時の間にか着いたローマの寝室。
ローマは脇に抱えたリンネをベッドに落とす。
「ローマさん分かってる癖に・・・恥ずかしいから嫌がってるんです」
だんだん小さくリンネの声、その顔は茹でた蛸よりも赤い。ローマはによによ笑いながらベッドに腰を下ろす。
「恥ずかしいだけで一緒に寝るのは嫌じゃないんだな?」
「あまりしつこいと私、帰りますよ」
「それは駄目だ。リンネは俺と一緒に寝るんだからなぁ~」
ちゅっと額にローマがキスをする。
「なっ?!」と声をあげたリンネに挨拶だ、とすぐさま言う。
「リンネだってちび達によくやってるだろ?」
「・・・そう、ですが」
リンネは赤い顔をしてローマから視線を剃らす。
ローマはそれでも構わず頬や唇にキスをする。
「ローマさん、くすぐったいです」
身動ぎ、体がベッドへと倒れ込む。
「ん~?聞こえないなぁ」
聴こえているくせにとリンネは思った。
くすぐったいし恥ずかしい、そんなリンネの様子を楽しむローマが面白くない。
よし!とリンネは意気込む。
「ローマさん」といつもからは考えられない甘い声で彼の首に腕を回した。
そのまま引き寄せてローマをベッドに倒れさせるとそのまま転がりリンネが上から覆い被さる様な体勢になる。
ローマさん、とまた名前を呼んで頬にキスをする。
軽いリップ音が部屋に響いた。
「おやすみのキスですよ~さあ、もう寝ましょう?」
にっこりと微笑み、リンネはローマの上から横へ移動した。
そして布団を掴みローマへ、自分へとかける。
「お互い良い夢を見ましょうね」
「これじゃあ何だか夫婦つうより親子だな」
「大きな子供ですね」
よしよし、とリンネがふざけて頭を撫でればローマはむくれた顔をした。
だが、すぐにいつもの顔へと戻る。
「こういうのも悪くないな
よし、寝るか」
そう言ったローマにリンネは「はい」と返事をしておやすみと言い合った。
それから三秒である。
寝息が聴こえた。
あまりにも速いローマの眠りに苦笑いを浮かべリンネも眠りに落ちた。
早く寝ましょう?
(お互いに明日は早いでしょうに)
身に付けていた宝飾類を外し、化粧も落として身を浄めた。
温かな湯気を出したリンネは湯冷めしないようにと明日の仕度を適度に済まして自分の部屋へ行こうとする。
のだが、止められた。
「何処に行くんだリンネ?」
「何処って自分の部屋にですよ」
帰ってきてまた酒を飲んでいるローマに少しだけ呆れながら「おやすみなさい」と挨拶を済まして部屋から出ようとした。
「だから何処に行くんだって」
ぐいっと腕を引かれ、ローマの胸に倒れこむ。
「何処って自分の部屋です!朝は早いから早く起きないと駄目なんです」
「そうか、朝早いのか」
「はい、ですから」
離してといいかけた所で体が浮かんだ。
ローマに軽々と米俵の様に担がれたリンネ。
「あの、ローマさん」
リンネは嫌な予感を感じる。
「私を何処に連れて行く気なんですか?」
「何処って俺の寝室だ。やっぱ夫婦なんだから一緒に寝ないとなぁ!」
にこにこと笑うローマに「え」と固まる。
「リンネの部屋で寝てもいいけどリンネの寝台じゃあ小さいだろ」
「ローマさんと一緒に寝る・・・?」
嫌だ嫌だ、とリンネは暴れるがびくともしない。
それどころか落ちると危ないからと脇に抱え直されてしまう。
「う゛~・・・」
明らかな力の差にリンネは抵抗を諦めた。
その変わりに聴こえてくる唸り声。
「そんなに俺と一緒に寝るのが嫌か?」
何時の間にか着いたローマの寝室。
ローマは脇に抱えたリンネをベッドに落とす。
「ローマさん分かってる癖に・・・恥ずかしいから嫌がってるんです」
だんだん小さくリンネの声、その顔は茹でた蛸よりも赤い。ローマはによによ笑いながらベッドに腰を下ろす。
「恥ずかしいだけで一緒に寝るのは嫌じゃないんだな?」
「あまりしつこいと私、帰りますよ」
「それは駄目だ。リンネは俺と一緒に寝るんだからなぁ~」
ちゅっと額にローマがキスをする。
「なっ?!」と声をあげたリンネに挨拶だ、とすぐさま言う。
「リンネだってちび達によくやってるだろ?」
「・・・そう、ですが」
リンネは赤い顔をしてローマから視線を剃らす。
ローマはそれでも構わず頬や唇にキスをする。
「ローマさん、くすぐったいです」
身動ぎ、体がベッドへと倒れ込む。
「ん~?聞こえないなぁ」
聴こえているくせにとリンネは思った。
くすぐったいし恥ずかしい、そんなリンネの様子を楽しむローマが面白くない。
よし!とリンネは意気込む。
「ローマさん」といつもからは考えられない甘い声で彼の首に腕を回した。
そのまま引き寄せてローマをベッドに倒れさせるとそのまま転がりリンネが上から覆い被さる様な体勢になる。
ローマさん、とまた名前を呼んで頬にキスをする。
軽いリップ音が部屋に響いた。
「おやすみのキスですよ~さあ、もう寝ましょう?」
にっこりと微笑み、リンネはローマの上から横へ移動した。
そして布団を掴みローマへ、自分へとかける。
「お互い良い夢を見ましょうね」
「これじゃあ何だか夫婦つうより親子だな」
「大きな子供ですね」
よしよし、とリンネがふざけて頭を撫でればローマはむくれた顔をした。
だが、すぐにいつもの顔へと戻る。
「こういうのも悪くないな
よし、寝るか」
そう言ったローマにリンネは「はい」と返事をしておやすみと言い合った。
それから三秒である。
寝息が聴こえた。
あまりにも速いローマの眠りに苦笑いを浮かべリンネも眠りに落ちた。
早く寝ましょう?
(お互いに明日は早いでしょうに)