キミと行く。
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自信は持てたがやはり恥ずかしいとローマさんに言うと頭に薄衣を被せてくれた。
「薄絹のストールだ。これなら顔は隠れても前が見えるだろ?」
リンネは確かに、と呟く。
薄くぼやける夜道。
だが見えなくなるほどではないのは相手も同じだろう。
ありがたい事に頭にかけられた「すとーる」は長く、顔だけでなく露出した肌も隠してくれる。
これならきっと気付かれない。
ここの人達とは違う黄色の肌
耀さんはお前は肌が白いなと褒めてくれた。
でも、耀さん。
世界に色々な色の方がいるんです。
私よりも白くて綺麗な人は沢山いる。
今日、会った女の人達も白かった。
フランスさんやヴェネチアーノちゃんも色白だと、思い出す。
きっと今から会う人達も皇帝さんも皆、白くて綺麗な人だ。
「あの、ローマさん」
「ん?どうした」
「宴が始まっても私を一人にしないで下さいね」
ローマの服の裾を握りリンネは弱々しく微笑む。
リンネの表情に何か気付いたのかローマはリンネの手を握る。
「大丈夫だ。俺が側にいれば誰も何もいわない。
それに今のリンネはどんな女神よりも綺麗だ」
「・・・ふふ、そんな事言ってると女神様が怒りますよ」
「嘘ついたら地獄に堕ちるんだ。そうなる位なら素直にリンネは綺麗だって言ってる」
「ローマさんは本当に言葉が上手。
嘘ついて地獄なら宴の間側にいて下さいね」
約束ですよ、とリンネが笑いローマも笑った。
側にいて
(貴方がいないと私は心細くて)
「薄絹のストールだ。これなら顔は隠れても前が見えるだろ?」
リンネは確かに、と呟く。
薄くぼやける夜道。
だが見えなくなるほどではないのは相手も同じだろう。
ありがたい事に頭にかけられた「すとーる」は長く、顔だけでなく露出した肌も隠してくれる。
これならきっと気付かれない。
ここの人達とは違う黄色の肌
耀さんはお前は肌が白いなと褒めてくれた。
でも、耀さん。
世界に色々な色の方がいるんです。
私よりも白くて綺麗な人は沢山いる。
今日、会った女の人達も白かった。
フランスさんやヴェネチアーノちゃんも色白だと、思い出す。
きっと今から会う人達も皇帝さんも皆、白くて綺麗な人だ。
「あの、ローマさん」
「ん?どうした」
「宴が始まっても私を一人にしないで下さいね」
ローマの服の裾を握りリンネは弱々しく微笑む。
リンネの表情に何か気付いたのかローマはリンネの手を握る。
「大丈夫だ。俺が側にいれば誰も何もいわない。
それに今のリンネはどんな女神よりも綺麗だ」
「・・・ふふ、そんな事言ってると女神様が怒りますよ」
「嘘ついたら地獄に堕ちるんだ。そうなる位なら素直にリンネは綺麗だって言ってる」
「ローマさんは本当に言葉が上手。
嘘ついて地獄なら宴の間側にいて下さいね」
約束ですよ、とリンネが笑いローマも笑った。
側にいて
(貴方がいないと私は心細くて)