キミと行く。
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「おし、上司から宴の誘いが来たから
リンネ行くぞ」
「へ?」
ガチャンと皿が音をたてて床で割れた。
リンネは慌てて破片を拾いだす。
「もう、ローマさんがおかしな事を言うもんだから思わずお皿を落としちゃったじゃないですか」
目につく大きな破片を拾い、ゴミ箱へと破片を捨てようと立ち上がった。
宴の誘いを冗談と受け取ったリンネにローマは頭をかく。
「冗談じゃないぞー」
これを見ろと何やら文字の書かれた紙をリンネに渡す。
ゴミ箱へ破片を捨てたリンネは受け取った紙をじっと見つめた。
「な、冗談じゃないだろ?」
「そう言われても私、こちらの字は読めないのですが」
「何っ」とローマはリンネに渡した紙を奪うと高らかに読み上げた。
「暇だから宴会する。お前の所にいる東の女も連れてこい。by皇帝・・・だ」
「本当にそう書いてあるんですか?」
明らかに信じていない顔をするリンネ。
公衆浴場の事があり、リンネはローマの言葉を疑い警戒する様になっていた。
「せっかく宴会に誘われたのに俺が嘘をつくと思うか?」
ローマを疑うようになったリンネだったが、元の性格もあってか、このように言われてしまうとすぐに疑うのを止めてしまう。
人を信用しないべきなのかするべきなのか・・・。
「そうですね。こんな嘘をついても仕方ないですもんね」
宴会楽しみですねーとあっさり信じたリンネにローマは内心笑った。
計画通りだと
「あ、ローマさん。服ってこんなものでいいんですか?」
ゆったりとした東の服。
見慣れたリンネの服は地味ではあるが本人によく似合っている。
だが、頻繁に着ているせいか所々汚れや解れが目立つ。
「さすがにそれじゃあなぁ・・・」
「でも私、服はみんなこんな感じで」
「大丈夫だ。俺も其処らは予測済みだ」
パチンと指を鳴らすと何処からともなくローマの後ろに見覚えのある女達が集まる。
見覚えのある女達にリンネは「ヒィッ」と小さく悲鳴を上げる。
「お久しぶりでございます」
女達の代表であろう女がリンネに向かって微笑みかけた。
「前回は脱がすだけでしたが、帝国のご指示で今回は着飾る仕事をいただきました」
「前に公衆浴場で会っただろ?実はこいつら宮廷の妃担当の女達でな」
「私達、脱がすより着飾る方が得意なんですよ」
にっこりと笑う顔が怖くて、リンネは少しずつ後ろへと下がっていく。
「今日はめいいっぱい着飾らせていただきますね」
がたりと下がっていたリンネは壁で詰まる。
左右前方から迫る女達にリンネは思った。
オワタ。
(何や台所から悲鳴みたいなの聴こえるんやけど)
(見るなよ。行くなよ。絶対に巻き込まれるぞ)
リンネ行くぞ」
「へ?」
ガチャンと皿が音をたてて床で割れた。
リンネは慌てて破片を拾いだす。
「もう、ローマさんがおかしな事を言うもんだから思わずお皿を落としちゃったじゃないですか」
目につく大きな破片を拾い、ゴミ箱へと破片を捨てようと立ち上がった。
宴の誘いを冗談と受け取ったリンネにローマは頭をかく。
「冗談じゃないぞー」
これを見ろと何やら文字の書かれた紙をリンネに渡す。
ゴミ箱へ破片を捨てたリンネは受け取った紙をじっと見つめた。
「な、冗談じゃないだろ?」
「そう言われても私、こちらの字は読めないのですが」
「何っ」とローマはリンネに渡した紙を奪うと高らかに読み上げた。
「暇だから宴会する。お前の所にいる東の女も連れてこい。by皇帝・・・だ」
「本当にそう書いてあるんですか?」
明らかに信じていない顔をするリンネ。
公衆浴場の事があり、リンネはローマの言葉を疑い警戒する様になっていた。
「せっかく宴会に誘われたのに俺が嘘をつくと思うか?」
ローマを疑うようになったリンネだったが、元の性格もあってか、このように言われてしまうとすぐに疑うのを止めてしまう。
人を信用しないべきなのかするべきなのか・・・。
「そうですね。こんな嘘をついても仕方ないですもんね」
宴会楽しみですねーとあっさり信じたリンネにローマは内心笑った。
計画通りだと
「あ、ローマさん。服ってこんなものでいいんですか?」
ゆったりとした東の服。
見慣れたリンネの服は地味ではあるが本人によく似合っている。
だが、頻繁に着ているせいか所々汚れや解れが目立つ。
「さすがにそれじゃあなぁ・・・」
「でも私、服はみんなこんな感じで」
「大丈夫だ。俺も其処らは予測済みだ」
パチンと指を鳴らすと何処からともなくローマの後ろに見覚えのある女達が集まる。
見覚えのある女達にリンネは「ヒィッ」と小さく悲鳴を上げる。
「お久しぶりでございます」
女達の代表であろう女がリンネに向かって微笑みかけた。
「前回は脱がすだけでしたが、帝国のご指示で今回は着飾る仕事をいただきました」
「前に公衆浴場で会っただろ?実はこいつら宮廷の妃担当の女達でな」
「私達、脱がすより着飾る方が得意なんですよ」
にっこりと笑う顔が怖くて、リンネは少しずつ後ろへと下がっていく。
「今日はめいいっぱい着飾らせていただきますね」
がたりと下がっていたリンネは壁で詰まる。
左右前方から迫る女達にリンネは思った。
オワタ。
(何や台所から悲鳴みたいなの聴こえるんやけど)
(見るなよ。行くなよ。絶対に巻き込まれるぞ)