キミと行く。
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それは一瞬の様な出来事だった。
馬の足音がするかと思えば行き道を遮る様に並ぶ馬の軍団。
馬には統一性のある男が乗っており、腰には剣を下げている。
「あの、退いてもらえませんか?せめて道を通して下さい」
男達の鋭い視線に声が震える。
だが、先程からアーサーの様子がおかしい。
できれば、早く目的地の森まで行きアーサーを休ませてあげたかった。
一人の男がアーサーに向かって指を指す。
「通しても良いがソレを置いていけ」
男の言葉にアーサーの手が震えている。
「アーサーはソレじゃないですし、ここに置いていけません」
退いても通してもくれないのなら
リンネはアーサーの手を引き、馬に乗った一団に沿って進もうと歩き出した。
が、目の前に出された剣。
その鋭い刃はリンネの首を狙っている。
「もう一度言う、ソレを置いていけ」
「・・・だから、アーサーはソレじゃないって言ってるでしょ!」
リンネは足を上げ、男の手首を蹴り上げた。
男のうめき声と共に剣が宙を舞う。
剣が地面に刺さるより先にリンネはアーサーの手を強く握り走りだした。
「・・・リンネ、俺!」
「話は後、今は逃げる事に集中して」
そう言えば「分かった!」と力強い返事が返ってきた。
逃走の果てには
(一難去ってまた一難)
馬の足音がするかと思えば行き道を遮る様に並ぶ馬の軍団。
馬には統一性のある男が乗っており、腰には剣を下げている。
「あの、退いてもらえませんか?せめて道を通して下さい」
男達の鋭い視線に声が震える。
だが、先程からアーサーの様子がおかしい。
できれば、早く目的地の森まで行きアーサーを休ませてあげたかった。
一人の男がアーサーに向かって指を指す。
「通しても良いがソレを置いていけ」
男の言葉にアーサーの手が震えている。
「アーサーはソレじゃないですし、ここに置いていけません」
退いても通してもくれないのなら
リンネはアーサーの手を引き、馬に乗った一団に沿って進もうと歩き出した。
が、目の前に出された剣。
その鋭い刃はリンネの首を狙っている。
「もう一度言う、ソレを置いていけ」
「・・・だから、アーサーはソレじゃないって言ってるでしょ!」
リンネは足を上げ、男の手首を蹴り上げた。
男のうめき声と共に剣が宙を舞う。
剣が地面に刺さるより先にリンネはアーサーの手を強く握り走りだした。
「・・・リンネ、俺!」
「話は後、今は逃げる事に集中して」
そう言えば「分かった!」と力強い返事が返ってきた。
逃走の果てには
(一難去ってまた一難)