キミと行く。
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フランスとスペインはヴェネチアーノに引っ張られ、部屋の前にいた。
その部屋はローマに入る事を禁止されている部屋で、いつも閉まっている筈の扉は少しだけ開いている。
「此処ってじいさんが入るのは禁止だって言ってた部屋じゃん」
「ほんまや。そういえばロマーノの姿見えんけど、まさかこの部屋の中ちゃうよな?」
そう尋ねればヴェネチアーノが答える前に「そのまさかだよ」とロマーノが部屋から姿を見せた。
「お前!此処はじいさんが入るなって言ってた部屋だろ。早く出てこい」
フランスが言うも、ロマーノは何も言わず部屋へと戻ってしまう。
ヴェネチアーノもその後を追い部屋へと入った。
「イタリア!?」
「イタちゃん?」
待ってぇなとスペインがヴェネチアーノに釣られ、フランスが止める間もなく部屋の中に入ってしまった。
「あの馬鹿は・・・」
頭を掻き、怒られたらイタリア達のせいだと言ってやろう。
そんな事を考えながらフランスは部屋に入った。
部屋には大きな椅子が一つ。
兄弟はその椅子から少し距離を取った場所に立っていた。
「お前ら!じいさんにバレない内に出るぞ!」
二人の手を取る。
珍しく二人の手は冷たい。
フランスはこの部屋のせいかなんて思いスペインにも声をかけるのだがスペインは椅子の前から動かない。
動かないスペインにフランスは頭を傾げた。
「スペイン?」
「どないしよフランス。今の俺、あのじいさんを凄く殴りたいわ」
ピリッと頬が痛んだような気がした。
リンネは頬に手を添えるが別に怪我をしている感じもしない。
おかしいなぁと頭を傾げればアーサーが「どうした?」と此方を見上げる。
「ちょっとね」
「・・・なんだよ変な奴」
夢なのに頬が痛んだ。
(あれ、私痛いって・・・)
その部屋はローマに入る事を禁止されている部屋で、いつも閉まっている筈の扉は少しだけ開いている。
「此処ってじいさんが入るのは禁止だって言ってた部屋じゃん」
「ほんまや。そういえばロマーノの姿見えんけど、まさかこの部屋の中ちゃうよな?」
そう尋ねればヴェネチアーノが答える前に「そのまさかだよ」とロマーノが部屋から姿を見せた。
「お前!此処はじいさんが入るなって言ってた部屋だろ。早く出てこい」
フランスが言うも、ロマーノは何も言わず部屋へと戻ってしまう。
ヴェネチアーノもその後を追い部屋へと入った。
「イタリア!?」
「イタちゃん?」
待ってぇなとスペインがヴェネチアーノに釣られ、フランスが止める間もなく部屋の中に入ってしまった。
「あの馬鹿は・・・」
頭を掻き、怒られたらイタリア達のせいだと言ってやろう。
そんな事を考えながらフランスは部屋に入った。
部屋には大きな椅子が一つ。
兄弟はその椅子から少し距離を取った場所に立っていた。
「お前ら!じいさんにバレない内に出るぞ!」
二人の手を取る。
珍しく二人の手は冷たい。
フランスはこの部屋のせいかなんて思いスペインにも声をかけるのだがスペインは椅子の前から動かない。
動かないスペインにフランスは頭を傾げた。
「スペイン?」
「どないしよフランス。今の俺、あのじいさんを凄く殴りたいわ」
ピリッと頬が痛んだような気がした。
リンネは頬に手を添えるが別に怪我をしている感じもしない。
おかしいなぁと頭を傾げればアーサーが「どうした?」と此方を見上げる。
「ちょっとね」
「・・・なんだよ変な奴」
夢なのに頬が痛んだ。
(あれ、私痛いって・・・)