キミと行く。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彼はリンネを拾ってから自分の世界がどの様に変わったのか説明した。
そして自分の世界が大きく変わったのはリンネのおかげだと伝えた。
「だから私はお前に与えてきたものより遥かに大切なモノを沢山貰っているね」
寝食も大切だがそれよりも人として大切なモノ。
「でも、私はそんなもの渡した覚えとかないですし」
「我はしっかり受けとってるある
お前は十分すぎる程我に大切なものを与えてくれた」
だから大秦には行くな。
彼がそう言った様な気がした。
私だって行きたくない。
知らない土地、それも遠くに
出来るものなら
でも
でも
「やっぱり私は大秦に行きます」
そう言うと「そうあるか」と短い返事が返ってきた。
これ以上、彼にはリンネの説得は無理だと思ったのだろうか
「貴方に拾って貰ったご恩はいくら返しても返しきれないものですから」
彼の背中に向かって言う。
「大秦に行って何かあっても我は知らないあるよ」
「はい」
「こき使われても我は助けられないあるからな」
「大丈夫です。こき使われるのには慣れていますから」
「・・・可愛くない奴ある」
そう呟き、彼は布団の奥へと潜った。
暫くすると規則正しい寝息が聴こえてくる。
「ふて寝、ですか。
私ももう寝よう」
欠伸をし、リンネはしっかり布団を被ると目を瞑った。
いい夢が見られますように。
(甘く甘く蕩けるような夢を)
そして自分の世界が大きく変わったのはリンネのおかげだと伝えた。
「だから私はお前に与えてきたものより遥かに大切なモノを沢山貰っているね」
寝食も大切だがそれよりも人として大切なモノ。
「でも、私はそんなもの渡した覚えとかないですし」
「我はしっかり受けとってるある
お前は十分すぎる程我に大切なものを与えてくれた」
だから大秦には行くな。
彼がそう言った様な気がした。
私だって行きたくない。
知らない土地、それも遠くに
出来るものなら
でも
でも
「やっぱり私は大秦に行きます」
そう言うと「そうあるか」と短い返事が返ってきた。
これ以上、彼にはリンネの説得は無理だと思ったのだろうか
「貴方に拾って貰ったご恩はいくら返しても返しきれないものですから」
彼の背中に向かって言う。
「大秦に行って何かあっても我は知らないあるよ」
「はい」
「こき使われても我は助けられないあるからな」
「大丈夫です。こき使われるのには慣れていますから」
「・・・可愛くない奴ある」
そう呟き、彼は布団の奥へと潜った。
暫くすると規則正しい寝息が聴こえてくる。
「ふて寝、ですか。
私ももう寝よう」
欠伸をし、リンネはしっかり布団を被ると目を瞑った。
いい夢が見られますように。
(甘く甘く蕩けるような夢を)