双子と弁当屋の娘
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ご飯を食べて
テレビを見て、
本当はいけない夜の間食をして、
お風呂に入り、寝る準備をしたトウコはサクラのベットでNと客室にいるトウヤにライブキャスターでメッセージを送っていた。
メッセージの内容はサクラと同じベットに眠る事になった自慢。
「へーノボリさん達に話ちゃったんですね」
赤マスの事を筆頭にサブマスの二人に隠していたサクラの秘密。
それをサブマス二人に話した事をサクラはトウコに話した。
「良かったじゃないですか。これで私達といつでもバトルサブウェイに行けますね」
話を聞く限り隠し事をしていた事でサブマスの二人と揉めたというのもなく話しは穏便に済んだようだ。
「目指せスーパーマルチ!」
トウコはこれでサクラとバトルサブウェイに行けると喜ぶ。
のだが、それを話していたサクラの表情は暗い。
深々と溜め息をついたサクラは使っていた櫛を置き、トウコが先に入っていたベットに体を潜りこませる。
「ごめん。バトルサブウェイは当分行けない」
「え、何でですか?!!」
楽しみにしていただけにショックは大きく、自分に背を向けたサクラの寝間着を掴み尋ねれば
「顔を合わせづらいから」
との事でそれ以上、サクラは黙して語らず。
トウコがいくら問い詰めても話してはくれなかった。
「というわけで」
トウコは寝ていたトウヤを叩き起こして朝早くからギアスステーションに来ていた。
「何もこんな朝早くから来なくても」
まだギアスステーションで始発が動きだしたかしてないか位の時間である。
その時間より早くに起こされたトウヤの口からは文句より欠伸が漏れるばかり。
もう何度目かも分からぬ欠伸をしたトウヤの肩を掴みトウコは未だ説明していなかった目的を話だした。
「・・・で、サクラさんは言ったの
顔を合わせづらいって」
「此処で顔を合わせづらいって言ったら」
「あの二人しかいないよね」
自分達と同じ、白黒の双子の顔が二人の頭に浮かぶ。
「トウヤだってサクラさんとスーパーマルチ乗りたいよね?」
「もちろん!」
「目指すは49連勝!!」
「打倒サブウェイマスター!!」
トウコが上げた声につられ同じく大きな声を上げたトウヤはギアスステーションに入っていくサラリーマン達の疲れきった視線で我に返る。
「でも、サクラさんがサブウェイに行きたくない理由があの二人とは断定出来ないし」
「それはあの二人に会えば分かる事でしょ!」
「人に聞かれたくない話かも「もしそうだとしてもサクラさんなら許してくれる!!」」
一体何処から出てくる自信なのか、トウヤの話を聞かずトウコは彼を引っ張った。
「あれ、トウコちゃんを見なかった?」
朝から姿が見当たらなくてついた先が客間。
トウヤがこの部屋を使っていたので彼女もこの部屋にいるだろうと思い来たのだが、部屋にはNと昨日一緒に遊んでいたプラソルやマイナンといったポケモン達しかいない。
「朝早くにトウコが来て、トウヤを何処かに連れて行ったよ」
『あれはまさに叩き起こすだったね』
『ほっぺをばちんばちんって!』
「それは、かなり痛そうね」
二匹の目撃証言にサクラは顔を引きつかせる。
「彼女に何か用があったのかい?」
泊まる所のないというNを家に泊める迄は良かったが元々老人とサクラしか住んでない家。
長身のNに合う寝間着がなく、結局老人の寝間着を拝借する事になったのだが
「特に用はないんだけど朝から姿が見えないから・・・
相変わらず酷い」
老人にはぴったりだった寝間着はNには窮屈で袖も裾も寸足らず。
所々肌が見えているNの格好はだらしないというよりも貧乏臭い。
「何が?」
「ううん。何でもない」
そう笑顔で答えながらも昨日まで王様だった彼に変な格好をさせているのは申し訳なくて
「後で買い物、行こうね」
とサクラはNを誘った。
テレビを見て、
本当はいけない夜の間食をして、
お風呂に入り、寝る準備をしたトウコはサクラのベットでNと客室にいるトウヤにライブキャスターでメッセージを送っていた。
メッセージの内容はサクラと同じベットに眠る事になった自慢。
「へーノボリさん達に話ちゃったんですね」
赤マスの事を筆頭にサブマスの二人に隠していたサクラの秘密。
それをサブマス二人に話した事をサクラはトウコに話した。
「良かったじゃないですか。これで私達といつでもバトルサブウェイに行けますね」
話を聞く限り隠し事をしていた事でサブマスの二人と揉めたというのもなく話しは穏便に済んだようだ。
「目指せスーパーマルチ!」
トウコはこれでサクラとバトルサブウェイに行けると喜ぶ。
のだが、それを話していたサクラの表情は暗い。
深々と溜め息をついたサクラは使っていた櫛を置き、トウコが先に入っていたベットに体を潜りこませる。
「ごめん。バトルサブウェイは当分行けない」
「え、何でですか?!!」
楽しみにしていただけにショックは大きく、自分に背を向けたサクラの寝間着を掴み尋ねれば
「顔を合わせづらいから」
との事でそれ以上、サクラは黙して語らず。
トウコがいくら問い詰めても話してはくれなかった。
「というわけで」
トウコは寝ていたトウヤを叩き起こして朝早くからギアスステーションに来ていた。
「何もこんな朝早くから来なくても」
まだギアスステーションで始発が動きだしたかしてないか位の時間である。
その時間より早くに起こされたトウヤの口からは文句より欠伸が漏れるばかり。
もう何度目かも分からぬ欠伸をしたトウヤの肩を掴みトウコは未だ説明していなかった目的を話だした。
「・・・で、サクラさんは言ったの
顔を合わせづらいって」
「此処で顔を合わせづらいって言ったら」
「あの二人しかいないよね」
自分達と同じ、白黒の双子の顔が二人の頭に浮かぶ。
「トウヤだってサクラさんとスーパーマルチ乗りたいよね?」
「もちろん!」
「目指すは49連勝!!」
「打倒サブウェイマスター!!」
トウコが上げた声につられ同じく大きな声を上げたトウヤはギアスステーションに入っていくサラリーマン達の疲れきった視線で我に返る。
「でも、サクラさんがサブウェイに行きたくない理由があの二人とは断定出来ないし」
「それはあの二人に会えば分かる事でしょ!」
「人に聞かれたくない話かも「もしそうだとしてもサクラさんなら許してくれる!!」」
一体何処から出てくる自信なのか、トウヤの話を聞かずトウコは彼を引っ張った。
「あれ、トウコちゃんを見なかった?」
朝から姿が見当たらなくてついた先が客間。
トウヤがこの部屋を使っていたので彼女もこの部屋にいるだろうと思い来たのだが、部屋にはNと昨日一緒に遊んでいたプラソルやマイナンといったポケモン達しかいない。
「朝早くにトウコが来て、トウヤを何処かに連れて行ったよ」
『あれはまさに叩き起こすだったね』
『ほっぺをばちんばちんって!』
「それは、かなり痛そうね」
二匹の目撃証言にサクラは顔を引きつかせる。
「彼女に何か用があったのかい?」
泊まる所のないというNを家に泊める迄は良かったが元々老人とサクラしか住んでない家。
長身のNに合う寝間着がなく、結局老人の寝間着を拝借する事になったのだが
「特に用はないんだけど朝から姿が見えないから・・・
相変わらず酷い」
老人にはぴったりだった寝間着はNには窮屈で袖も裾も寸足らず。
所々肌が見えているNの格好はだらしないというよりも貧乏臭い。
「何が?」
「ううん。何でもない」
そう笑顔で答えながらも昨日まで王様だった彼に変な格好をさせているのは申し訳なくて
「後で買い物、行こうね」
とサクラはNを誘った。