悪魔と魔女の契約
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「ああ、気にしないでこいつには獅朗以上に深~い恨みがあるのよね」
「貴女は相変わらずですね。
せっかく表に出れたのですから昔の事は水に流しませんか?」
「どの口がそれを言うのかしら
あんたは何回、私を・・・」
そこでリリスは喋るのを止めた。
話しても無駄だという諦めた表情をして息を吐く。
「気分が悪いしもう帰る。
目的も果たしたし」
眉間を押さえたリリスは燐を見て、その唇に軽くキスをする。
「な!?」
「ほぉ」
「じゃあまた貰いにくるから」
またね、と燐に手を振るリリスは何処からか立ち込めた煙りと共に姿を消す。
リリスが消えた事に驚いている燐にメフィストは驚く。
「貴方は彼女が何者かもしらず契約したんですか?」
「契約?あ、ああ、よく分からねーけど助けられたし契約しろって言うから」
そう言えばメフィストからため息が聞こえた。
表情は呆れきっていて、燐は「なんだよ」と睨む。
「彼女は人類最古にして最強の魔女ですよ。そしてサタンの妻でもある。
簡単に言えばエクソシストの敵ですね」
「あ、」
そうだったと呟く燐を横目にメフィストは続けた。
「もっと言いますと彼女の言う契約とは貴方の悪魔の力を彼女に渡す事。知らなかったとはいえ、魔女に力を貸すのは騎士團で裏切り行為に入ります」
「じゃあどうすんだよ。あいつがまた来たときは悪魔を祓う時みたいに祓えば良いのか?」
「それは無理ですね。いくらエクソシストの敵と言っても彼女は人間です。この時代には魔女を裁く法がない。
それに魔女と契約した以上その契約に悪魔と言えど逆らえやしません」
だったら、と言いかけた燐はそこで言葉を止めた。
メフィストは「にやり」と擬音が聞こえてきそうな笑みを浮かべていたのだ。
「大丈夫ですよ。彼女はあの"器"にいる限り騎士團からは逃れられません
一生、騎士團と共にいなければならないのです」
怪しい笑みを浮かべ、楽しげに話した燐は一抹の不安を感じた。
こんなにも悪人面をした奴が名誉騎士になれる騎士團に入って良かったのか、と
「貴女は相変わらずですね。
せっかく表に出れたのですから昔の事は水に流しませんか?」
「どの口がそれを言うのかしら
あんたは何回、私を・・・」
そこでリリスは喋るのを止めた。
話しても無駄だという諦めた表情をして息を吐く。
「気分が悪いしもう帰る。
目的も果たしたし」
眉間を押さえたリリスは燐を見て、その唇に軽くキスをする。
「な!?」
「ほぉ」
「じゃあまた貰いにくるから」
またね、と燐に手を振るリリスは何処からか立ち込めた煙りと共に姿を消す。
リリスが消えた事に驚いている燐にメフィストは驚く。
「貴方は彼女が何者かもしらず契約したんですか?」
「契約?あ、ああ、よく分からねーけど助けられたし契約しろって言うから」
そう言えばメフィストからため息が聞こえた。
表情は呆れきっていて、燐は「なんだよ」と睨む。
「彼女は人類最古にして最強の魔女ですよ。そしてサタンの妻でもある。
簡単に言えばエクソシストの敵ですね」
「あ、」
そうだったと呟く燐を横目にメフィストは続けた。
「もっと言いますと彼女の言う契約とは貴方の悪魔の力を彼女に渡す事。知らなかったとはいえ、魔女に力を貸すのは騎士團で裏切り行為に入ります」
「じゃあどうすんだよ。あいつがまた来たときは悪魔を祓う時みたいに祓えば良いのか?」
「それは無理ですね。いくらエクソシストの敵と言っても彼女は人間です。この時代には魔女を裁く法がない。
それに魔女と契約した以上その契約に悪魔と言えど逆らえやしません」
だったら、と言いかけた燐はそこで言葉を止めた。
メフィストは「にやり」と擬音が聞こえてきそうな笑みを浮かべていたのだ。
「大丈夫ですよ。彼女はあの"器"にいる限り騎士團からは逃れられません
一生、騎士團と共にいなければならないのです」
怪しい笑みを浮かべ、楽しげに話した燐は一抹の不安を感じた。
こんなにも悪人面をした奴が名誉騎士になれる騎士團に入って良かったのか、と
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