悪魔と魔女の契約
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入学式が終わった学園の校舎裏。
倉庫であろう建物の上で
燐ははらはらと舞い散る桜を眺めていた。
すると、隣に誰かが立つ気配。
この学園で知り合いといえば弟である雪男しか頭に浮かばず、「雪男か?」と気配の方へと顔を向ける。
「よ、」
そこには溶ろけそうな淡い髪色に赤い瞳を持つ少女。
名前は確か、
「リリス・・・?」
「ああ、名前を覚えてくれてたのね」
嬉しい、と笑みを浮かべたリリスはサタンといた時と変わらぬ姿で、その姿がリリスの本当の姿何だろうと燐は何となく理解した。
だが、
「その格好、どうにかならねーのか?」
リリスの姿を確認した燐はすぐに顔を逸らす。
彼女の格好といえば、獅朗といた時と同じ白い服であったがその時の幼い姿から成長した為、所々寸足らずで短くなったスカートからは惜し気無く足が出され、胸もボタンが外れてかろうじで隠れている程度。
本当にかろうじでなので少しでも風が吹けばスカートの中は見えるだろうし、胸も簡単にはだけるだろう。
リリス自身はあまり気にする様子もなかったが顔を真っ赤にして逸らす燐に「変?」と尋ねる。
「変以前にちゃんとした服を着てくれ」
「む、私は余り服が好きじゃないんだけど・・・
知ってる?人間が初めて裸でいるのに羞恥を感じたのはアダムとイブ、赤い果実を食べた以後よ。それ以前はアダムとイブ、イブの前の妻も全裸で生活していたの」
「ぶっ!何で、今その話をするんだよ」
「何となくよ。懐かしくて言ってみただけ」
「懐かしくてっておかしいだろ」
「おかしくないわよ」
後ろからリリスの笑い声が聞こえる。
「こっち向いてくれないの?」
「先ずは服を着てくれ・・・」
背後から唸る様な声が聴こえて、ボフッと小さな爆発音が聞こえる。
何だ?と燐が思わず振り向けば視界いっぱいの肌色。
迫ってきたかと思うと顔に柔らかく温かな感触が伝わる。
「むご・・・ぷはっ!」
その柔らかなものから逃れるように顔を上げればリリスの顔が近い。
見れば顔に当たるのはリリスの胸で気付いた燐の顔は一気に赤くした。
「ぷぷ、燐の顔真っ赤で林檎みたい」
そっと伸ばされたリリスの手が燐の頬を撫でる。
「おまっ、何でそんな格好をしてるんだよ」
春とは言え、まだまだ肌寒い時期なのに肌を惜し気もなく晒しグラビアモデルが着るそれの様な布面積の少ない衣装を身に付けたリリス。
自分の胸が燐の顔に当たっているのも気にせず、というより当たって顔を真っ赤にする燐の反応を楽しむリリスは身体をくねらせ谷間を押し付ける。
「お前っ・・・!マジでいい加減にしろよ」
「待って、そんな急に動いちゃ!」
燐が身体を動かした途端、リリスが体勢を崩して二人の身体が傾く。
あ~と声を上げて倒れてきたリリスの胸が顔に直撃して弾き返された燐は地面に頭をぶつけた。
自分は何とか倒れず済んだリリスは燐に跨がったまま地面で横になり、白目をむく燐の肩を掴み揺する。
「燐、燐」
起きてと頬を叩く。
手加減を感じられない叩きに意識を取り戻した燐は慌てて身体を起こした。
倉庫であろう建物の上で
燐ははらはらと舞い散る桜を眺めていた。
すると、隣に誰かが立つ気配。
この学園で知り合いといえば弟である雪男しか頭に浮かばず、「雪男か?」と気配の方へと顔を向ける。
「よ、」
そこには溶ろけそうな淡い髪色に赤い瞳を持つ少女。
名前は確か、
「リリス・・・?」
「ああ、名前を覚えてくれてたのね」
嬉しい、と笑みを浮かべたリリスはサタンといた時と変わらぬ姿で、その姿がリリスの本当の姿何だろうと燐は何となく理解した。
だが、
「その格好、どうにかならねーのか?」
リリスの姿を確認した燐はすぐに顔を逸らす。
彼女の格好といえば、獅朗といた時と同じ白い服であったがその時の幼い姿から成長した為、所々寸足らずで短くなったスカートからは惜し気無く足が出され、胸もボタンが外れてかろうじで隠れている程度。
本当にかろうじでなので少しでも風が吹けばスカートの中は見えるだろうし、胸も簡単にはだけるだろう。
リリス自身はあまり気にする様子もなかったが顔を真っ赤にして逸らす燐に「変?」と尋ねる。
「変以前にちゃんとした服を着てくれ」
「む、私は余り服が好きじゃないんだけど・・・
知ってる?人間が初めて裸でいるのに羞恥を感じたのはアダムとイブ、赤い果実を食べた以後よ。それ以前はアダムとイブ、イブの前の妻も全裸で生活していたの」
「ぶっ!何で、今その話をするんだよ」
「何となくよ。懐かしくて言ってみただけ」
「懐かしくてっておかしいだろ」
「おかしくないわよ」
後ろからリリスの笑い声が聞こえる。
「こっち向いてくれないの?」
「先ずは服を着てくれ・・・」
背後から唸る様な声が聴こえて、ボフッと小さな爆発音が聞こえる。
何だ?と燐が思わず振り向けば視界いっぱいの肌色。
迫ってきたかと思うと顔に柔らかく温かな感触が伝わる。
「むご・・・ぷはっ!」
その柔らかなものから逃れるように顔を上げればリリスの顔が近い。
見れば顔に当たるのはリリスの胸で気付いた燐の顔は一気に赤くした。
「ぷぷ、燐の顔真っ赤で林檎みたい」
そっと伸ばされたリリスの手が燐の頬を撫でる。
「おまっ、何でそんな格好をしてるんだよ」
春とは言え、まだまだ肌寒い時期なのに肌を惜し気もなく晒しグラビアモデルが着るそれの様な布面積の少ない衣装を身に付けたリリス。
自分の胸が燐の顔に当たっているのも気にせず、というより当たって顔を真っ赤にする燐の反応を楽しむリリスは身体をくねらせ谷間を押し付ける。
「お前っ・・・!マジでいい加減にしろよ」
「待って、そんな急に動いちゃ!」
燐が身体を動かした途端、リリスが体勢を崩して二人の身体が傾く。
あ~と声を上げて倒れてきたリリスの胸が顔に直撃して弾き返された燐は地面に頭をぶつけた。
自分は何とか倒れず済んだリリスは燐に跨がったまま地面で横になり、白目をむく燐の肩を掴み揺する。
「燐、燐」
起きてと頬を叩く。
手加減を感じられない叩きに意識を取り戻した燐は慌てて身体を起こした。