悪魔と魔女
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「つーかオレはあらゆる力を統べた完璧な存在なんだぜ?」
燐を引きずりながらサタンは話始めた。
「そんなオレでもいっこだけ欠点があるんだ。
何だか分かるか?
・・・それはこの物質界にオレと同等の物質が存在しないことだ!!!オレと関わった物質はすぐ壊れやがる・・・!」
サタンは忌々し気に悔しげに話す。
「この身体も・・・そして・・・お前の母親もな・・・!
・・・オレは物質界が欲しい・・・!」
そう言ったサタンは燐を片手で放り投げた。
瞬間、浮いた身体は虚無界の門へと落ちて沈み出す。
「うわっ」
「お前をつくったのはヒマつぶしだったが・・・モウケモンだったぜ」
「む~・・・」
サタンの言葉にリリスは頬袋を膨らませていた。
その不機嫌な様子にサタンは「どうした?」と尋ねる。
「ヒマつぶしで私以外の人間と浮気するなんて、
最低」
ぷいっとサタンから顔を逸らしたリリス。
そんなリリスにサタンは声を出して笑った。
「あのお前がヤキモチか?この数百年お前は随分丸くなったんだな
だが、喜べ。こいつは物質界に存在しながらにして虚無界の神であるこのオレの"炎"をひく・・・!!」
「つまり?」
「物質界を手に入れる為にこいつは使えると言うことだ」
「まあ、素敵」
サタンの言葉に不機嫌だったリリスは笑みを浮かべた。
門に放り込まれた燐は身体を飲み込む不気味な何かに叫んだ。
誰に向かってなのかも分からず助けを求めるがリリスは笑みを浮かべ眺めるだけ、サタンはいい産声だと笑っている。
「誰か!!」
少しずつ、だが確実に飲み込まれていく身体。
燐を助けようとする者はこの場に誰もいない。
「ハッピバースディ♪
ようこそ虚無界へ・・・!?」
さっき迄笑っていたサタンが口から血を吐き出した。
隣に立っていたリリスはサタンがしゃがみこんでも変わらず暢気に「あらあら」と様子を眺めている。
燐を引きずりながらサタンは話始めた。
「そんなオレでもいっこだけ欠点があるんだ。
何だか分かるか?
・・・それはこの物質界にオレと同等の物質が存在しないことだ!!!オレと関わった物質はすぐ壊れやがる・・・!」
サタンは忌々し気に悔しげに話す。
「この身体も・・・そして・・・お前の母親もな・・・!
・・・オレは物質界が欲しい・・・!」
そう言ったサタンは燐を片手で放り投げた。
瞬間、浮いた身体は虚無界の門へと落ちて沈み出す。
「うわっ」
「お前をつくったのはヒマつぶしだったが・・・モウケモンだったぜ」
「む~・・・」
サタンの言葉にリリスは頬袋を膨らませていた。
その不機嫌な様子にサタンは「どうした?」と尋ねる。
「ヒマつぶしで私以外の人間と浮気するなんて、
最低」
ぷいっとサタンから顔を逸らしたリリス。
そんなリリスにサタンは声を出して笑った。
「あのお前がヤキモチか?この数百年お前は随分丸くなったんだな
だが、喜べ。こいつは物質界に存在しながらにして虚無界の神であるこのオレの"炎"をひく・・・!!」
「つまり?」
「物質界を手に入れる為にこいつは使えると言うことだ」
「まあ、素敵」
サタンの言葉に不機嫌だったリリスは笑みを浮かべた。
門に放り込まれた燐は身体を飲み込む不気味な何かに叫んだ。
誰に向かってなのかも分からず助けを求めるがリリスは笑みを浮かべ眺めるだけ、サタンはいい産声だと笑っている。
「誰か!!」
少しずつ、だが確実に飲み込まれていく身体。
燐を助けようとする者はこの場に誰もいない。
「ハッピバースディ♪
ようこそ虚無界へ・・・!?」
さっき迄笑っていたサタンが口から血を吐き出した。
隣に立っていたリリスはサタンがしゃがみこんでも変わらず暢気に「あらあら」と様子を眺めている。