幻影少女
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真っ赤に燃える里の端。
生まれ育った故郷が燃える姿を少女は男とただ眺めている。
燃え盛る炎に顔を赤く染めた少女に男は「本当に良いんだね」と尋ねた。
少女は表情一つ変えなかったし、答えない。
ただ、男と繋いでいた手を強く握る。
それをYESの返事と受け取ったのか男は少女を抱上げた。
「じゃあ、行こうか
木ノ葉に」
音も無く男と少女は闇に溶ける。
その溶ける間、少女は目を閉じていた。
赤くない故郷を思い出す為、