第3話-意識-
夢小説設定
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「ちょっと!コニー!それは私のですよ!」
「なんだよ!お前さっき食ってたじゃんかよ!」
あれ?なんだっけ?
ここは、どこ…………?
そびえ立つ大きな木々に囲まれて私はそこに寝っ転がっていた
ふと隣を見るとアルミンが手を上にあげ、きれい、と笑っている
反対を見ると、エレンも同じように寝っ転がっていたその隣にはミカサが大きな木に寄りかかっていてエレンと何か話をしているようだった
ああ、巨大樹の森か
……………あれ?なんで私、ここが巨大樹の森って知ってるんだろう
「優佳?大丈夫?疲れた?」
アルミンの方を向くと心配そうに私の顔を見ていた
「アルミン………。その格好何………?」
「何って、調査兵団の服じゃないか」
「調査兵団………?」
調査兵団って私が前世の時にいた…………
これは夢?それにしても鮮明な…………
もしかして、タイムスリップ!?
…………なわけないよな。
いや、夢だとしてもものすごくリアルな………
「優佳、どうしたの?」
ミカサの声に振り向くと、エレンは肘を着き起きがあっていた
「具合でもわりぃのか」
エレン……………?
そんな、声だったっけ?
そんな低くて、強い声だったっ…………け?
エレン、なんでそんなに泣きそうな顔してるの?
その目には何が写っているの?
「優佳!?」
私は無意識の内にエレンに抱きついた
「ど、どうしたんだよ………」
「エレン………行かないで………」
「…………俺はどこにも行かないよ」
エレンは私の背中をさすってくれた
「もう泣くなよ。兵長に見つかったら、俺がどやされんだろ」
「兵………長…………?」
「何してる」
その声に懐かしさと切なさが込み上げる
ああ、この声だ
私はこの声がずっと聞きたかった
私はこの人に
「何をしていると聞いている」
…………こんな怖そうな人に会いたかったんだっけ?
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