第3話-意識-
夢小説設定
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「これから校外学習に行く訳だが、くれぐれもはしゃぎすぎるな。席から絶対立つな。以上だ」
全員が揃い、名簿にチェックをつけた人からバスに乗り込んでいく
席順は元々決めたもので皆座っていて
例のごとく、私の隣にはアルミンが
通路を挟んでエレンとミカサが隣に座っている
先生の一言でクラスと同じようにシンと静まり返った車内
誰一人として喋る人はいなかった
こんな重い雰囲気で欠伸をしているのはエレンくらいだろう
「……………お前らいい加減にしろ」
1番前に座る先生は席を立ち、私たち生徒の顔を見た
「さっきのは冗談だ。思いっきり騒げ」
先生がそういってからしばらくの間が経ったあと
「先生ぇー!先生の冗談は冗談に聞こえませーん!」
とエレンが口を挟んだ
そんなことを言って、大丈夫なのかとハラハラしていたが
「…………そうか、ならイエーガー。今度冗談の使い方を教えてくれ」
先生がそう言うとクラスメイトたちは笑いだした
先生は目を丸くして驚いていたが
「先生って意外と面白いんすねー!」
「最初は怖かったのにー」
と口々にクラスメイトが先生に向けて発していた
「…………とりあえず席だけは立つなよ。危ねぇぞ」
先生の注意に、はーい!とクラスメイトが声を揃えた
先生は席に座り、それから私たちに何か行ってくることは無かった
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