第2話-馳せる-
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翌日、目を覚ますと珍しく夢を見ていなかった
いつもは何かしら夢を見ていた気がするのに
今日は全くと言っていいほど見ていない
昨日は……………
そこで考えるのを放棄した
そうだ、昨日の先生との出来事にいたたまれなくなって
帰ってきて早めに寝床についたんだ
「どんな顔すればいいの………」
先生のあの行動になんの意味のないことだって分かってる
ただ、驚かせようとして私を抱きしめただけだ
驚けば泣き止むと思ったんだろう
でも先生の表情のひとつひとつが頭から離れてくれない
あの時、抱きしめられた時の温もりが私を離してはくれない
…………そういえばリヴァイ先生、やたら胸板が厚かったな
………………………は?
は!?変態か!私は!!何を思い出してんだ!!
ぐしゃぐしゃと髪を掻き回す
「…………途中で帰ったこと、謝らなくちゃ」
私は重たい体を起こし、支度を始めた
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