第1話-出会い-
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「あ!そういえばさ」
私の発言で3人が同時にこちらを見た
「リヴァイ先生も前世が関係してるよね?」
「あ、ああ!リ、リヴァイ先生な!確かに覚えてるよ!潔癖症で、粗暴で、口が悪かったよな!」
「う、うん、そうだね………」
エレンに続き、アルミンまで急に詰まったような喋り方になっている
「………私とリヴァイ先生ってどういう関係だった?」
「どうもなにも、ただの兵士と兵長の関係。それ以上はない」
スパッと言い放ったミカサにエレンとアルミンは目を向けた
「そっか………」
「な、なんかあったのかよ」
「…………入学式でリヴァイ先生を見て、リヴァイ先生との記憶がいろいろ蘇った感じになってそこから私は意識を失ったの。………まぁ蘇ったって言っても情報量が多すぎて、また忘れちゃってるんだけど……」
「立ちくらみじゃなかったのか……?」
「うん………、黙っててごめん………。それでね、前世の私はリヴァイ先生が好きだったということ、間違いでなければ私はリヴァイ先生と生涯を共にしていたということを思い出したの。…………でも」
「でも?」
「そんなのは私の妄想で、もしかしたら前世の恋人とリヴァイ先生を重ねているだけなのかもしれない。ただ似ていただけかもしれない」
「…………リヴァイ先生は何も覚えてないんだもんな」
エレンの言葉をなんの考えもせず、ただ聞いていた
「………ミカサの言う通り、兵士と兵士長の関係だけだったと思うよ。ただ、前世の優佳がリヴァイ兵長に思いを寄せていたということは、たぶん誰も知らないと思う」
「ああ、お前とそういう浮いた話はしなかったからな。というより、そんな素振りは一切見せなかった」
「………好きなの?リヴァイ………先生のこと」
「ま、まさかぁ!そんなわけないじゃん!」
ミカサの突然の質問に私は両手を振った
「ぜ、前世に好きだっただけなんだって!今はもう………、先生だし!」
「優佳……」
「でも、前世の恋人がリヴァイ先生なんて、やっぱり、勘違いか!」
と、笑って見せた
「お待たせ致しました」
そこで注文した料理を店員さんが運んできてくれた
私たちの会話は1度そこで終わり、その後は
生まれ変わってからどんな生活をしていたのかという話に花を咲かせていた
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