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私には秘密がある。
ほら、女の人って秘密が多い方が美しいとかなんとか言ってる人いるでしょう?私もそのうちの1人。...自分で言って恥ずかしくないのか?当たり前でしょ。私は可愛くなるためだったらなんだってするしその為の努力だって惜しまない。
これも全部、彼氏の...________
「ちょっと、今私が前置きをいい感じに決めてるんだから邪魔してんじゃねーよ呪いごときが。大体お前ら雑魚共のせいで任務に当てられてこちとらメイク直しの時間が減ったんだわ腹いせに殴らせろ。勿論後ろの奴らも順番だぞ動くんじゃねぇぞ」
バキャ、と痛々しい音を立てながら額に青筋を浮かべこれでもかというほど呪霊の顔面あたりを殴り続ける。周りにはまだ3,4級相当の数匹の呪いがいるが襲ってくる様子がない。そう、呪い達はこの状況を作り出してる彼女にドン引きをしていた。しかし逃げようにも彼女の創り出した術式によって他の呪霊達は揃いも揃って壁に張り付けにされているのだ。
「いい?お前らはこれから会う私の最高の彼氏との逢瀬の邪魔をしたの。それがどれだけ罪深い事かわかる?わからないか。まあどっちにしろ祓うけど。とにかくこのイライラを収める為に私のサンドバッグに...」
「おーい!雪乃ー!そっち大丈夫かぁー!?」
「きゃあああああ!虎杖君助けてぇ!!この呪い達強くて怖いのっ!!!!」
「今そっち行くから!」
......え?と呪霊達は思考を止めた。
元より考える頭などそう多くは無いのだが、だが目の前の女は確かに鋭い眼光で今にも祓う気満々であったのだ。それが先程の声がした途端急変した。中指に嵌めていたメリケンサックをコンマレベルの速さで取り外し、代わりに羽織っている外包(ポンチョ)から謎のキラキラとしたステッキを取り出し、さっきまでは顔面をクリティカルに殴り続けていたにも関わらずまるで初心者のように当たるスレスレの所を空振りし始めたのだ。一体何が起こってる?呪霊達は困惑した。
「虎杖君っ、来てくれてありがとぅ...ここ暗いし寒いし...心細かったの...」
「そっかそっか、俺の学ラン着る?中にパーカー来てるし俺は寒くねーから!」
「いいの...?ありがとう〜!」
「じゃあ俺パパっとこいつら祓ってくるから、雪乃はそこにいて!」
「うん!頑張ってね!(虎杖君の匂い虎杖君の匂い虎杖君の匂いふふふスーハースーハー)」
かくして、こうして死なないギリギリまで痛めつけられていた呪霊は途中参加の虎杖悠仁の手によってあっさり祓われたのだった。
「うぅ...怖かったよ、虎杖君」
「もう祓ったからへーき!ほら、出口まで手繋いでてやるから」
「...出口を出ても繋いでてくれる?」
「ん?おう!勿論!」
「ふふっ、一生離さないでね!」
...私には秘密がある。
は?またこの件やんのかですって?うるせぇ。とにかく聞け。いい?さっき私が呪霊達をボコボコにしてた事は一切虎杖君に話しちゃダメだからね?内緒にしてるの。は?理由?そんなの彼氏の前では可愛い私でいたいからに決まってるじゃない。当たり前の事を聞かないでよ芋の分際で。
とにかく。私は虎杖君の前では完璧な可愛い女の子でありたいの。
彼のためだったら私、なんだってするんだから!ふふっ!
____これは、地雷系な女が...え?女じゃなくて美少女?あっ、ハイ
気を取り直して。
______これは、地雷系な美少女が彼氏のために色々と頑張っちゃうお話です...
ほら、女の人って秘密が多い方が美しいとかなんとか言ってる人いるでしょう?私もそのうちの1人。...自分で言って恥ずかしくないのか?当たり前でしょ。私は可愛くなるためだったらなんだってするしその為の努力だって惜しまない。
これも全部、彼氏の...________
「ちょっと、今私が前置きをいい感じに決めてるんだから邪魔してんじゃねーよ呪いごときが。大体お前ら雑魚共のせいで任務に当てられてこちとらメイク直しの時間が減ったんだわ腹いせに殴らせろ。勿論後ろの奴らも順番だぞ動くんじゃねぇぞ」
バキャ、と痛々しい音を立てながら額に青筋を浮かべこれでもかというほど呪霊の顔面あたりを殴り続ける。周りにはまだ3,4級相当の数匹の呪いがいるが襲ってくる様子がない。そう、呪い達はこの状況を作り出してる彼女にドン引きをしていた。しかし逃げようにも彼女の創り出した術式によって他の呪霊達は揃いも揃って壁に張り付けにされているのだ。
「いい?お前らはこれから会う私の最高の彼氏との逢瀬の邪魔をしたの。それがどれだけ罪深い事かわかる?わからないか。まあどっちにしろ祓うけど。とにかくこのイライラを収める為に私のサンドバッグに...」
「おーい!雪乃ー!そっち大丈夫かぁー!?」
「きゃあああああ!虎杖君助けてぇ!!この呪い達強くて怖いのっ!!!!」
「今そっち行くから!」
......え?と呪霊達は思考を止めた。
元より考える頭などそう多くは無いのだが、だが目の前の女は確かに鋭い眼光で今にも祓う気満々であったのだ。それが先程の声がした途端急変した。中指に嵌めていたメリケンサックをコンマレベルの速さで取り外し、代わりに羽織っている外包(ポンチョ)から謎のキラキラとしたステッキを取り出し、さっきまでは顔面をクリティカルに殴り続けていたにも関わらずまるで初心者のように当たるスレスレの所を空振りし始めたのだ。一体何が起こってる?呪霊達は困惑した。
「虎杖君っ、来てくれてありがとぅ...ここ暗いし寒いし...心細かったの...」
「そっかそっか、俺の学ラン着る?中にパーカー来てるし俺は寒くねーから!」
「いいの...?ありがとう〜!」
「じゃあ俺パパっとこいつら祓ってくるから、雪乃はそこにいて!」
「うん!頑張ってね!(虎杖君の匂い虎杖君の匂い虎杖君の匂いふふふスーハースーハー)」
かくして、こうして死なないギリギリまで痛めつけられていた呪霊は途中参加の虎杖悠仁の手によってあっさり祓われたのだった。
「うぅ...怖かったよ、虎杖君」
「もう祓ったからへーき!ほら、出口まで手繋いでてやるから」
「...出口を出ても繋いでてくれる?」
「ん?おう!勿論!」
「ふふっ、一生離さないでね!」
...私には秘密がある。
は?またこの件やんのかですって?うるせぇ。とにかく聞け。いい?さっき私が呪霊達をボコボコにしてた事は一切虎杖君に話しちゃダメだからね?内緒にしてるの。は?理由?そんなの彼氏の前では可愛い私でいたいからに決まってるじゃない。当たり前の事を聞かないでよ芋の分際で。
とにかく。私は虎杖君の前では完璧な可愛い女の子でありたいの。
彼のためだったら私、なんだってするんだから!ふふっ!
____これは、地雷系な女が...え?女じゃなくて美少女?あっ、ハイ
気を取り直して。
______これは、地雷系な美少女が彼氏のために色々と頑張っちゃうお話です...