「お前に感じた光を、ここの生徒達にも取り戻してやりたい……」




一兄はああいったけど、





何だよ。





そんなのこいつら俺の何倍もの光






余裕でもってんじゃん....






ただ





そんなあいつらの光をめんどくさがらず

誰かが真っ直ぐみてやらないと

光はたちまちにごっていくのかもしれないけど.....







そうゆうことかよ、一兄.....







〝こいつらの光がにごらないように

真正面から向き合って受け止める〟




一兄がくれた、俺の役目。



ガキ相手はラクじゃねーけど

一生の仕事にラクを求める程

俺も腐っちゃいねーってことで.....






学園生活、日々 それなりに順調です！








―後ろを振り返ってばかりで、今いる景色や周りの人間を素通りなんて

ガキのくせにもったいねー生き方してんじゃねーよ




―今を生きてこその「人生」だろ

なーんて.....




―こんな小さな体して、わざわざ辛いことばかりに目 向けてないでさ

この学園で沢山友達つくって

みんながお互いの家族になって

嬉しい事 楽しい事でおなかいっぱいにして

そうやってここですくすく大きくなっていきな




―今の状況に納得いかなくても

前だけ見て歩いてりゃいいことあるさ

それまで俺ら先生はずっとそばにいてやるから




―そのためなら

全力で守ってやっからさ










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