同志/高校長のもと
蜜柑たちがテレポートした先は高等部の一室だった。
そこには高等部校長をはじめとした、初等部校長の真の企みを阻止しようと集まった者たちがいた。
彼らはこれまで影ながら動いてきたチームのようなもの。
その中には神野やのだっち、櫻野や昴までいた。
鳴海も、先ほど来たようだった。
そこで蜜柑たちは無事、流架とも再会することができた。
そして、ある事実も知らされた。
それは、高等部校長が事実上の蜜柑の〝おじ〟であること。
これには蜜柑も棗や蛍も驚きを隠せないでいた。
それからすぐに告げられた、〝母親とともに学園を去る〟という提案。
しかし蜜柑は、友だち蛍を一度命の危険にさらした母親を許せないと抵抗する。
そんな蜜柑をみて棗は言った。
「説明しろ。
〝安積柚香〟が俺達がこいつを託してもいいと思うような
納得させるだけの人間か」
その棗の言葉で、蜜柑たちの過去の旅は決まった________
「##NAME2## ##NAME1##さん.....だね?」
高校長は##NAME1##に向き直る。
「...はい」
##NAME1##は心配そうな面持ちで答える。
「先ほど、中等部校長姫宮から連絡がきた。
事情は察した。
今、東雲詩に関してわかっていることを話そう」
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