このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

障害物競走



『さて、順位を振り返りましょう。

現在1位、無表情な着ぐるみウサギ山之内代表

2位、かわいくがんばるタラコ蛍

そのすぐ後ろには赤い手錠で結ばれた詩と##NAME1##!

そして今、コスプレドアに入ってるのは神野先生!

おおーっと出てきたぁ!....ぁ』




観客、大爆笑。

近くで見ている選手達はドン引き。





『おお~~~~!!

何ということでしょうっっ

ありえない!!

ありえないチョイスがでてしまいましいたぁ!!

ややブームが過ぎた感が否めないあのハードゲイコスプレですっっ』

ジンジンは怒りの放電をはじめる。

そしてそのまま走り出すのだった......






あっという間に詩と##NAME1##のことを追い越し、トップに出る。

詩は不謹慎にも、ぶっと吹いてしまったのだった。







そして、やっとのことで第三走者へのバトンパス。

詩のパスの相手は櫻野だった。

「秀、任せたっ」

そう言って、とりあえず、恐ろしく長い詩の障害物競走が終わったと思われたが......





「あれ、この手錠どうすればいいの?」

詩は##NAME1##とともに立ち尽くす。






『いい忘れました!詩くん##NAME1##さんペア!

その手錠は体育祭のあいだ、ずっとしてもらうことになります』






―は?!




「え....?!ちょっと待てよ....え?」




詩は##NAME1##と顔を見合わせる。






『なお、競技のほうは2人とも紅組なので問題なく、2人ででても、1人というカウントにしますので、

文字通り一身胴体でこの体育祭頑張ってください!

はい、以上!!

では競技の解説に戻りま~す......』







―......






え、ぇぇぇえええ?!




何すかソレ?!




詩と##NAME1##戸惑うしかなかった_______






.
7/7ページ
スキ