クマリン


種族：ドワーフ（女）
年齢：20歳
出身地：ドルワーム王国
好き：家族/植物鑑賞/ドルボード
嫌い：借金

昼間はカミハルムイの甘味処で働き、夜はデスマスターとして時折何でも屋の一員として働くドワーフの少女。
借金生活を送っている為、常に懐は寂しい。


【性格】
控えめでおどおどとした様子が目立つ。自己主張があまり無い為、他人のペースに巻き込まれやすい。

【経歴】
ドルワーム王国に住む一般市民だったが、ある日カミハルムイ領内にて事故を起こしてしまう。その際に多額の借金を背負ってしまい、現在はカミハルムイの甘味処で働いている。家はカミハルムイの近くにある廃れた賃貸に住んでいる。

【ドルボード】
普段はおどおどとしている事が多いクマリン。だがドルボードに乗ると性格は豹変する。控えめな姿は鳴りを潜め、意気揚々とした姿でドルボードを操縦し始めるのだ。どこからともなくサングラスを取り出して装着をし、楽し気な声と共にドルボードを容易く操りながら猛スピードで駆けまわる……その姿からは普段の面影は見受けられない。クマリン曰く「ドルボードに乗っている時は記憶が飛び飛びになるんだけど、でもすっごく楽しい気分になっているのは覚えているんだ……！」とのこと。

【借金】
クマリンが日々頭を悩ませているとても辛いもの。ある日カミハルムイ領内をドルボードで駆け抜けていたクマリンは、前方からやってくる別のドルボードに気づかなかった。故に猛スピードでドルボードに衝突してしまった。
幸いにも大きな事故には繋がらなかったが、ドルボードの損傷は激しく、そして相手が曰く付きの者、更には出回っているドルボードよりも上質なドルボードを損傷させてしまったが為に借金まみれとなってしまった。
ちなみに借金を背負って以来、ドルボードを乗らない様に心がけているらしい。

【同居人】
クマリンの賃貸に住んでいる亡霊の魔物達のこと。面倒見が良いのか、ただ単にクマリンをおちょくるのが楽しいからなのか、やたらとクマリンと交流をしようとする。甘味処で働いている際にも度々姿を現し、デスマスターとしての仕事をする際にも同伴している。
見た目はゴースト、がいこつ剣士など。

【デスマスター】
クマリンがフルーリと出会ったのはいつもの様に喫茶店で働いていた時だった。いつもの様に同居人たちを相手にしながらも接客をしていると、不意にフルーリがクマリンへと声をかけたのだ。「後ろに居るのはお友達なんですか？元気な子たちですね！」
亡霊が見えるフルーリは同居人達と過ごすクマリンの事情を知ると、彼女の借金の手助けをしたいと言い出した。それが何でも屋で働かないかというものだった。フルーリの提案を受け入れたクマリンはデスマスターを紹介して貰い、そこでデスマスターの基本を学んだ。そして基本的には喫茶店で働き、時折何でも屋から来る依頼をこなしている。
デスマスターとしての才能はあったようだが、元々は一般人のクマリン。武器の扱いは壊滅的、そして金銭が心もとないという理由で、仕事中は家から持ってきた物干し竿を振り回している。
「俺たちがいなきゃこの仕事やってらんね～よな～！」「な～！」「か、返す言葉が無い……」



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