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不安と孤独に慄然した。
まったく違う、しかしどこか似た空気を残す世界。
(これがいわゆる、平行世界って奴ですか?)
不安に脅かされながら生きていくのは辛すぎる。
近代未来の機械。製造者は、未来のじぶん。
見知らぬ部屋で目覚める。
(おはよう、僕のお姫様。ストーカーに拉致された。)
そしてあたしはあの人に出会ったのよ。運命の出会いだった。
「アレがコレでソレがコレで…!?」「はあ。もうやめろよ、パニくってんじゃん。」「あいつおもしれー。」「はあ。」
(気苦労が増えた。)
眠らぬ都。ここの人々は、お昼に寝ている。
一日平社員。
(社長ォォォ!?)
…え。う、うわ、マジごめん!仲間が襲われてるのかと思って…!ホントごめん!
