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植物さん、お逃げなさい。


恋愛小説がミステリー。


姉の言葉に妹は不思議そうに振り向いた。


また阿呆が何か言い出した。尻拭いするのはこちらなのだから、そろそろ大人しくしてほしい。


違う!おれでも、アイツでもない!本当だ!


どうして誰も信じてくれないの。


訳の分からない問いに首を傾げる。


問い詰められて、悔しそうな目を向ける。


スッパリと断言された。


港の燃料がひどく臭った。

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