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どいつもこいつも、おそろしく強かった。
同じ場所にいられることを誇りに思った。
(もう全員が集まることは、出来ないけれど。)
もしあの二人が天下をとったらと思うと…ふふ、面白くなりそうね。
あら、上に立つ人間が型通りなんてつまらないわ。ちょっとくらいぶっ飛んでいたほうが楽しいわよ。
それが母の最期の笑顔だった。
あの人は他とはやや違った愛し方をする人だっただけですよ。特殊ですから他人には理解しがたいでしょうし、私も理解しがたいですが、それでも愛を感じられました。私には、それだけでよかったのです。
ま、あたし達は己の利益のためだけに集まった集団だからね。
自分勝手な連中が集まっただけだよ。それが今じゃ、「伝説」なんて呼ばれるようになって。笑っちゃうよね。
それじゃ…同じじゃねーか…。どうして繰り返すんだよっ!!
ふざけないで。もう二度と、あんなことさせないわ。私はあの子を守れなかった。傷つけた。あの笑顔を…決して手放さない。
あのとき、もし私があれを出来ていたら。
(そしたらきっと、貴方はここで笑っていたのに。)
