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とりあえず、キャラに則って紳士的に近づいてみた。
そんなんじゃ足りない。
行こう、と差し出された右手。
はにかみながらその手をとった。
憎まれ口も、ほんのり染まった頬を見たらまったく腹が立たない。
頼って。もっと甘えて。今よりもっと。
近寄るのも恐れ多い、として誰も彼女には話しかけようとしなかった。ただ一人を除いて。
付き人は雑用係ではありません。繰り返しますが、付き人は、雑用係ではないんです。わかりますか?
手を汚すのは私だけでじゅうぶん。あの子はあのまま、綺麗な道を歩けばいいの。
とにかく私の側を離れないでね。貴方は必ず、私が守るから。
