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ずっと憧れていた。あの人のすべてに。あの人の魂に。


伝えるには、少々遅すぎたらしい。


二人だけの秘密だよ?


幼馴染という名の束縛から解放させてやらなければ。


鳴らない着信音にため息をつきながら放り投げる。


最終的な勝者はやはり彼でした。


喧嘩日和。


ロマンスはある日、とつぜんやってくる。


百万回、愛していると言われても、ごめんなさい。貴方のことは好きになれないの。


枯れ葉の舞う冷たい地面を幾度となく見つめて嘲笑うキミへ。

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