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そんなことで嫉妬していたら、とっくに私は焼け焦げているわ。
(だってあの人はヤキモチを焼かせるのが上手いから。)


毎日の害虫駆除は欠かせません。


愛で体力はカバーできないんです。


ドキンちゃんじゃなくて、ドクンちゃん。
(ドキドキじゃない、ドクドクする)


「お前さぁ、ちょっと無防備すぎなんじゃねえか?俺も男だぜ。何かあったらどうすんだ。男の部屋で寝ることに、もっと危機感をもて。」「貴方はあの人のこと、好きでしょう?」「あァ!?気持ち悪ィ。」「ふふ。だから平気なんです。」「いや意味わかんねーし。」「あら、知りませんでした?女は傷つけても男は傷つけられない。それが、侍って生き物なんですよ。どんなに惚れた女がいても惚れた男を選ぶ。そんなおバカな侍を、ずっと見てきました。貴方は中でも筋金入りのおバカさんです。あの人もそう。だから私は何の憂慮もなく、貴方の傍でゆっくり眠れるんですよ。」「…武士ってもんをよく理解してやがる。あいつにはもたいねぇ、いい女だ。」


お前には知らないままでいてほしいんだよ。歯痒いかもしれないけど、それでいいんだ。何も関係なくただ笑って迎えてくれる存在って、俺たちには貴重なんだよ。…お前とバカ騒ぎしてる間は、現実を忘れることができる。だからそのままでいてくれ。俺のために…あいつらの、ためにも。


過去の仲間が、現在の仲間を救ってくれた。
(時が経ってもこの絆は切れない。)


人並みになりたければ、人並みの努力をすればいい。人並み以上になりたければ、人並み以上の努力をすればいい。ただそれだけのことだ。


あの子が探してる「母親の仇」って、私なんです。


人は完璧じゃない。だからこそ、おもしろい。
(すべて未完、だからこそ己も未完。)

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