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十年でも二十年でも、死ぬまで傍にいろって言えばいいじゃないですか。私の人生などとうに貴方のものなんですから。ほら、言いなさい。


つらい時はたくさん悩んで、たくさん愚痴って、人に頼っていいのよ。むしろ頼らなくちゃダメ。だってひとりは無力だもの。どんな壁も、一人では乗り越えられないわ。その為の仲間でしょう?


宛先を省略。
(誰宛かわからんだろーが!)


「きれいな子だったね。」「地味っ娘と評判の子だけど?お世辞はいけないなぁ。」「あんたの知り合いでしょーが。いや、そうじゃなくてさ…。確かに普通な子だったんだけど、笑った顔が、こう、すごくキレイで…なんて言ったらいいんだろ…。」「(ああ…。)知ってるからじゃないかな。」「え?」「しあわせが何で、どこにあるのか。知ってるからだと思うよ。」
(だからあの人は、いつもしあわせそうにキレイに笑う。)


アソビと割り切れるほど、俺は大人じゃないんでな。


はあ。そんなに試さなくても、私は貴方を愛しているわ。まったく心配性なんだから。仕方ない人ね。


…これで協力しなければ、「私」失格ですね。全力で支援しましょう。それが契約ですから。「私」は先祖代々、同じ名前なのです。一族に伝わる古い伝承があるのですが…まさか、真実だとは思いませんでした。
(「私」部分にお好きな名前を。)


験御を嫌悪する。


恋をした。たったそれだけなのに、世界がまぶしくなった。


幸せ探しなんて簡単だろ?好きな奴をしあわせにしてやればいいんだ。家族でも、友達でも、恋人でも。好きな人が笑ってたら自分もしあわせになんねえ?
(ほら、カンタン。)


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