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太陽と月と海の神 黄昏

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 西の空が赤く燃える。
 山肌を焦がすように。
 田畑を焼き尽くすように。
 赤く赤く燃え上がる。
 全てを焼き尽くさんとする、強く赤い火の玉が、西の空を赤に染め上げる。
 その光景を改めて目の当たりにして、畏しいと思った。
 あの火の玉には神が宿っているのだ。
 女神と言われているが、時に男神の姿を見せる、畏しくも美しい神が。
 その神が一日の役目を終えてから、女神の弟が現れる。
 冷たく凛と冴えた光を放つ男神が地上を支配するのだ。
 ああ、全く……。畏しい姉と兄である。
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