目次

• 狐神と、

  連作短編。くるっぷ掲載作品のまとめ。現代和風ファンタジーであり、冥府ファンタジー。
  「尾が二本に分かれる、その時まで──」
  とある社で神様をすることになった子狐神様と、そのお世話をする青年獄卒のお話。ほのぼのファミリーらぶ。
  

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• 神様がいない夏

  ある年の夏。
  受験を控えていた千夏は、護国神社でいつものようにアイスを食べる。
  その時に決まって現れるのは、体格の良い兵士であった。
  神様と少女のほんの一時の日常。

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• 夜空の川

  星の国に流れる夜空の川。
  その国を統べるのは、星大王という名の神。
  今年も姫宮と男の対面の日がやって来たけど、父親は気乗りしない。
  父親の愚痴を呆れた様子で聞くふくろうだが、そのふくろうの本心は。
  「わかります……わかりますよ、大王……」

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• 小糠雨に忍ばせて

  「散歩中は勝手に雲から降りてはいけないよ」
  　こまかく降る雨の中、消えたものを男はさがす。
  　優しい菩薩様と小さな女の子と、愉快なもふもふたちの散歩道。
  
  ペーパーウェル06　参加作品

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