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最期の刻【さいごのとき】から

智鋪の宮司を屠ってから1年経ったあたりから昌浩は病に冒され寝床から起き上がれなくなっていた。
「もっくん…いる?」
「いるぞ!どうした!?苦しいのか!?痛いのか!?」
「違うよ…今までのことを振り返って人生に悔いは無いなって思って…諦めていた藤花と結婚出来て…ただ今藤花のお腹にいる子供に会えるかなって…」
智鋪を倒してすぐに内親王の脩子様から藤花を昌浩の北へと言われお互いの想いを伝え伝わって結婚した。だが、結婚して半年経った頃昌浩は病で倒れてしまった。そしてその頃、藤花の妊娠が発覚した。
もっくんは昌浩の言葉を聞いて「諦めるな!」と絞り出すような声で辛そうな顔で言った。
「諦めているわけじゃないよ…できる限り頑張るから…」

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