夢小説内でのお名前の変更設定
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貴女のお名前は?
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「もー、夢子さんも手伝ってよー!」
「なんで俺達だけでやんなきゃいけないんだよ……」
「文句を言うでない。こうして知恵を貸してやっているではないか」
ほら、手が止まっておるぞ。と作業をする郷子と広をどこか楽しげに机に腰掛け見学する夢子に、この人は…!と小さく悪態をついた郷子は一つ出来あがったミサンガの端をキュッと結んだ。
順調に出来あがって行くミサンガに、ホレホレ早くせんか。と次の布を裂いて郷子へと渡した夢子はソレをまたチマチマと編み始めた郷子を見やるとチラリ、と教室の入り口へと視線を向けた。
徐々に徐々に此方へと近づいてくる気配に、来たか、と小さく声を漏らした夢子は出来たー!と上がった声に郷子達へと視線を戻した。
3つ完成したミサンガに、後は広ので終わりじゃな、とあと少しで完成するミサンガへと視線を落とした夢子はガラリ、と開いた扉にそちらへと視線を向けた。
「やぁ広君。ちょっと来てくれないか」
そう教室に入ってくるなり広に声をかけた玉藻に、丁度完成した広のミサンガ見やった夢子は小さく安堵の息を漏らす。
生徒3人が教卓を囲み何やら作っていることに多少興味を引かれたのか、机の上に置いてある紐を見やった玉藻は不思議そうに目を瞬かせた。
「?何を作っているんだい?」
「あぁ、コレ?ミサンガだよ!先生に上げようと思ってさ!結ってあげるよ、手ぇ出して」
そう言ってひどく楽しげに玉藻の手を取りそこにミサンガを縛り付けていく広に、郷子もそんな玉藻の左手首へとミサンガを縛って行く。
「両手両足全部に着けるんですよ!」
願かけなの!と言って教卓に残っていたミサンガを手に自分の足元へとしゃがみ込んだ夢子に、はぁ…と呆けたようにそんな夢子を見下ろした玉藻は、キュッと縛られたその布きれに出来た!とひどく嬉しそうに顔を綻ばせた女生徒を見やるとフ、と口元に笑みを浮かべた。
「ありがとう、夢子ちゃん」
「い、いえ……」
「郷子ちゃんもありがとう」
そう言ってポンポン、と夢子と郷子の頭を撫でた玉藻はさて、と用事を思い出したように広を振り返った。
「じゃぁ広君ちょっと来てくれるかな?」
「良いぜー!ついでにサッカーの指導もしてくれよ!」
ホント今日のセンセー格好良かったぜ!と声を弾ませ玉藻と一緒に教室を出ていく広に、大丈夫かな…と小さく不安げに声を漏らした郷子はバッバッ!!と頭を叩く夢子を見やると苦笑を洩らした。
「何やってるの夢子さん……」
「何でもないわっ!!しかし、こうもあっさり引っかかるとは……同族としてちと不安になるの……」
両手両足にミサンガなんぞよほどの馬鹿でない限り着けんぞ、と声を漏らした夢子は苦笑いを浮かべる郷子を一瞥するとあぁ、そうじゃった!と校庭を振り返った。
「はようこのことを鳴介に知らせねばな、呪符と言っても所詮白衣観音経。すぐに破られてしまじゃろうし」
「え?!ソレって広のヤツ本当に大丈夫なの?!!」
そう言って体育館倉庫に向かう玉藻と広の背を見やった夢子は踵を返すと職員室へと歩き出す。
それに不安げにそんな夢子の背に声をかけた郷子に、ふと歩みを止めて郷子を振り返った夢子は心配そうに手を組む郷子を見やるとフ、とその口元に笑みを浮かべた。
「なに、心配はいらんさ。相手がどんな化け物だろうと、生徒を守るためなら
ソレは主らが一番知っておろう?と微笑を浮かべた夢子に、ひどく鵺野を信頼している夢子の言葉にパッと表情を明るくさせた郷子もウン!と頷いていた。