夢小説内でのお名前の変更設定
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貴女のお名前は?
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「お前ぇのその口より先に手が出る癖直せよぃ……」
「言っても聞かない連中だったのっ!」
腫れてはいないものの一人で歩かせるには少し不安な捻挫に、夢子をその背に背負うマルコはそう言った自分に悪いと思ってるよ!と耳元で声を上げる夢子にうるせぇよぃ、と言葉を返すと夢子を背負い直した。
全幅の信頼を寄せているのか自分の背に身体を預ける夢子に、その背中に当たる柔らかい感触に意識をせぬよう無心で歩を進めていたマルコはでもさ、とそんな自分の顔を覗き込んだ夢子に、その近い距離にある夢子の横顔をチラリと見やるとなんでぃ、と不機嫌そうに言葉を返した。
「まさかマルコの身体にタトゥーがあるなんて思わなかった」
「……あぁ、若気の至りってぇやつだよぃ。コレを見せりゃぁ変に絡まれることもねぇしな」
そう言って左胸辺りに彫られるそのタトゥーをトントン、と叩いた夢子は、そう言ったマルコに不死鳥を模したソレへと視線を落とすと、先程の男たちの反応を思い出してなるほど、と納得したように声を漏らした。
金髪サングラスにタトゥ―を体に彫っている人間と自ら関わり合いになろうと思う人間はきっと指折り数えるほどしかいないだろう、と苦笑を漏らしていた夢子は真似すんなよぃ、と掛けられた声にキョトリと目を瞬かせるとその眉を顰めるマルコを見やりふと、その口元に弧を描いた。
「しないよ。それに私にはマルコがいるし」
「人を虫よけみてぇに言うんじゃねぇよぃ……」
「えー、カッコ良かったよ。さっきのマルコ」
「へーへー、ありがとさん」
俺の女、だって。とどこか揶揄うようにそう言って笑う夢子に、誰も俺のとは言っちゃいねぇだろ…、とそれでも咄嗟に口から出たその言葉に気恥ずかしげに鼻息を漏らしたマルコはありがとう、と耳に届いたその声に、ひどく嬉しそうな笑みを浮かべる夢子を見やるとグッと言葉を詰まらせた。