夢小説内でのお名前の変更設定
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貴女のお名前は?
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ワイワイキャッキャ、と楽しげな声が響く海岸に、時折休憩がてらこちらに戻ってくる少年少女をノンアル片手に見ていたマルコはその輪の中に夢子の姿がないことにキョトリと目を瞬かせると、此方へと戻って来たナミを仰ぎ見た。
「オイ、ナミ。夢子のやつぁどうした?」
「あぁ、夢子ならお腹空いたからって屋台に買い物行ったわよ」
ポタポタと水の滴る髪をかき上げながら自分へと視線を落としたナミに、そうかぃ。と別に波にさらわれたと言うわけでもない夢子にそう言葉を返したマルコは、そんな自分を見やりニヤッ、とその口元に笑みを浮かべたナミを見やると怪訝そうに眉を顰めさせた。
「なんだよぃ」
「実際の所夢子のことどう思ってんの?マルコって」
そう言って自分の隣へと腰かけたナミに、は…?と小さく声を漏らしたマルコはニヤニヤとその顔に笑みを浮かべ自分の顔を覗き込むナミに、ことさらその眉を顰めさせるとそんなナミから顔を逸らし、缶へと口を付けた。
「世話の焼ける野良猫かねぃ」
「ふぅん……野良猫、ね。じゃぁどっか行っちゃわないようにちゃんと首輪でもつけておいた方が良いんじゃない?」
きっとサボ辺りにも同じようなことを聞かれたのであろう、そうぶっきら棒に言葉を返したマルコを見やったナミはフフ、と楽しげに笑うとクーラーボックスの中から飲み物を取り出し、怪訝そうに自分を見やるマルコへと視線を戻した。
「モテるわよぉ、夢子は。学校内の連中からもそうだけど、他校の連中だってあの子のこと狙ってる奴もいるって話だし。それに………厄介なのは大人の方なのよね。無駄に権力がある分面倒臭いのよねぇ、あいつら」
ま、あの子は全然なびいてないみたいだけど、と肩を竦めペットボトルへと口を付けたナミに、時折夢子の口から出る『大人達』の話に小さく眉を顰めさせたマルコは、そんな自分をチラリ、と見やりまた口元に笑みを浮かべたナミにハタと目を瞬かせた。
「なまじモテるのも考えものよねぇ。私は男のあしらい方知ってるからいいけどあの子“あぁいう性格”でしょ?適当にあしらうってこと知らないからこういうとこ来るとよく知らない連中とケンカすんのよね」
「そーいうことは早く言えよぃっ!!」
今頃ナンパ男に捕まってるんじゃない?と帰りの遅い夢子にそう零したナミはそんな自分の言葉にギョッと目を見開きそう声を荒げると屋台のある方へと駆けて行ったマルコに、その背を見送ると分かりやすいんだから…と、呆れた様に溜息を吐き出した。