夢小説内でのお名前の変更設定
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貴女のお名前は?
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白くなって空気に溶けていく息に、寒っ、と小さく零し手にしていたマフラーを首へと巻いた夢子は店内に残る従業員へとお疲れ様でした、と声をかけるとお店を後にした。
「お疲れさん」
「おっ……つかれ、さま……ビックリした、なにしてるのマルコ?」
店を出てすぐにかけられた声に、このままエースの家にでも行くか…とぼんやりとそんな事を考えていた夢子はその背にかけられた声に大きく肩を震わせると店の前に立っていたマルコを見やりパチリ、と目を瞬かせた。
「サッチがねぃ、11時過ぎにはお前ぇのバイトも終わるってぇ言ってたからよぃ。送ってくよぃ」
「え……?あ、ありがとう……」
そう言って歩き出したマルコに、ダウンジャケットを羽織るマルコの背を呆けたように見ていた夢子は慌てたようにそんなマルコの後を追いかけるとその隣へと立ち並んだ。
ゆったりとした足取りで歩くマルコに、そんなマルコの横顔をチラリと見やった夢子はワザワザ良いのに、と小さく声を漏らすと不意に撫でられた頭に不思議そうにマルコを仰ぎ見た。
「こんな時間帯に女の一人歩きは危ねぇだろぃ」
「いつものことだから慣れてるよ」
そう言ってどこか楽しげにその口元に笑みを浮かべたマルコに、グッと言葉を詰まらせた夢子はそんなマルコからソッと視線をそらすとどこか気恥ずかしそうにそう言葉を返した。
それに再び夢子の頭を撫でやったマルコは家へ帰るのかぃ?とかけた声に、言葉を濁らせた夢子を見やるとひっそりと苦笑を洩らしポケットから自宅の鍵を取り出した。
「このまま街ブラつくぐれぇなら、俺の家に来い」
「あ~……、うん……。ありがとう」
飲み直すかねぃ、と鍵をヒラリと振り笑みを浮かべ自分を見下ろしたマルコに、別にブラつくつもりなんてない、と言葉を返そうとしていた夢子はそれでもどこか楽しげに笑みを浮かべるマルコを見やると口から出掛けた言葉を呑みこみ小さく頷いていたのだった。