夢小説内でのお名前の変更設定
19
貴女のお名前は?
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ドンチャン騒ぎが繰り広げられるお座敷に、湯水のごとくお酒を飲むマルコ達を見やった夢子はネエちゃーん!と呼ばれた声に何枚目かになる伝票を手にマルコ達の元へと向かった。
「ブランデーひとつ―!」
「はい」
「あと熱燗ひとつな」
「はい」
「生をジョッキで~!」
そう言って次々に追加されていくお酒に、先程からビール、焼酎、ウィスキーの無限ループにソレらを伝票に追記させた夢子は、お店のお酒底を尽きるんじゃないだろうか…と既にストックの無くなった焼酎に小さく溜息を吐きだすとそれと、とかけられた声にサッチの隣に座っていた小柄な男性へと視線を向けた。
「テキーラかなんかある?ちょっと強めのヤツが良いんだけど」
「未成年にお酒は提供してないので」
そう自分へと声をかけた男の人に、どう見てもギリギリ二十歳を超えていないであろう男性を見やった夢子はスイマセン、と言葉を返すと一瞬静まり返った御座敷に、次の瞬間ドッ!!と笑い声を上げたマルコ達を見やるとキョトリと目を瞬かせた。
「だってよー!ハルター!」
「お前ぇっ、居酒屋行く度そう言われんなぁっ!」
「オレンジジュースでも頼んでやろうかっ?」
可哀想に!と至極楽しげに笑い声を上げるフォッサやラクヨウ達に、バシバシとテーブルを叩くサッチを見やりプルプルと肩を震わせたハルタは、そんなサッチの顔面に裏拳を決め込むと殴られた鼻を押さえテーブルに突っ伏したサッチを一瞥し、不思議そうな顔をする夢子をジロリ、と睨みつけた。
「悪いんだけどさっ、俺コレでも三十路なんだよねっ……!!!」
「え……、ウソ………」
上がりそうになる声を抑え震える声でそう言ったハルタは、ひどく驚いたようにそう声を漏らした夢子を見やるとドンッ、とテーブルを叩いて良いからテキーラくれるっ?!!と声を荒げていた。
「あぁ……、はい。テキーラですね」
そう言ってフンッ!!と顔を背けてしまったハルタに、申し訳ないことをしたな、と未だ笑い続けるフォッサ達を見やった夢子はいつものことだから気にすんなよぃ、とかけられた声にマルコを見やると、楽しげに顔を綻ばせるマルコにつられるようひっそりと笑みを零しその場を後にした。